優しさに包まれて。

座り心地の良いソファが置かれた、

小さな坪庭を愛でる洋室が、

僕の、1番のお気に入り。

休日には、時間を気にせず、

読書をしたり、音楽を聴いたり、

美味しいビールとともに、

ゆっくりと過ごしたい、

とっておきの場所だ。

 

工務店でもあるオーナー様が、

無垢材を惜しげもなく使用して、

自ら、改装を行った京町家。

床材はナラの無垢材(オイルフィニッシュ仕上げ)、

浴室の一部には赤杉の柾板、

天井、造り付け家具、建具が、1本の丸太から製材したそう。

扉のつまみは、ナンテンの木。

質感や風合いは、やっぱり、本物ならでは。

家全体が、木の優しい雰囲気に包まれている。

そんな、愛情をたっぷりと注がれた、

幸せな建物だ。

 

また、実際の生活の場面をイメージして設計されているので、

住みやすさ、という点でも随所に工夫が。

可動収納を引き出すと脱衣スペースになったり、

キッチンにはトップライトがあったり。

 

「勝敗の鍵は、細部に宿る。」

あるスポーツ界の識者が語った言葉だが、

これはどんな事にも言えるのではないかと。

1つ1つの小さなコトを、丁寧に積み上げる事で、

成果に繋げる。

逆に、少しでも手を抜くと、

そこから綻びが生じてしまう。

建物に勝ち負けは無いけれど、

ここまで丁寧に作られたモノは、

きっと、

入居された方も大切に住んでくれる。

うん。

やっぱり、幸せな建物だ。

図面

 

思い出のどんぐりハウス。

 

・・・

あれ、返事がないな?

きっとまだ外にいるんだ。

この時期、

うちの「植物博士」さんは

とっても忙しそう。

玄関先の小さな庭が

みるみる芽吹きはじめる初夏。

石垣のまわりに、

いろんな植物が育っている。

 

秋には、お隣さんちの大きな樹が

たくさんどんぐりを落とす。

ぐるっと植物に囲われている我が家。

苦手な人もいるかもだけど、

私たちはそれがお気に入り。

それから、

鷹峯の山に沈む夕日、

五山の送り火の「左大文字」。

この景色もとってもお気に入り。

 

冬になれば、

チャンチャンコを着込んで、

皆で鍋をつつく。

なんてったって、寒いから。

鷹峯。京都盆地の北西の方。

市内中心部より、ちょっと寒い。

でも、澄んだ冬の夜、

鷹峯の山に浮かぶ月は本当にきれい。

 

そんなふうに過ぎていく

この家での日々。

いつかは、もう戻れない、

大切な思い出に変わるのかな。

とりあえず

今日も同じ屋根の下、

気ままに4人で暮らしている。

 

 

 

simple beauty。

かつて、

西陣織の生産拠点として栄え、

千両箱が行き交ったことから、

「千両ヶ辻」と称された、

今出川通りから南の大宮通り。

リノベーションが行われたこの舞台は、

その大宮通りから西へ少し入った、

静かな通りに面した長屋だ。

 

この物件の魅力は、

装飾をそぎ落とした、

飾り気の無い、

シンプルな美しさだ。

主役はあくまでも、

住んでくれる人たち。

内装はその引き立て役。

そんなメッセージのようにも感じる。

 

門扉を開けると広がる、

小さなお庭。

毎日に潤いを与えてくれる、

ちょっと贅沢で、

心温まる空間だ。

そして、この庭を引き立たすためにも、

床や建具には主張の少ない、

構造用合板を使用。

 

B号の2階には、

大きな梁が十字に走り、

色合い的にも、

意匠的にも、

空間のアクセントとなっている。

もちろん、天井は高くて気持ちいい。

そして、マニアックな所になるが、

僕のお気に入りは、

B号の2階のサッシ。

建築当時のスチールを残し、

アイアン塗料で仕上げてある。

こういうディティールの質感に、

興奮してしまう。

建て替えではなく、

リノベーションを選択する意義というか、

昔の面影を残して、

建物の過去に思いを馳せられる所に、

面白さがあるなと。

この感覚は、

古いものを愛する方に、

共感いただける所かなと。

数ある物件の中から、

ここを選んでくれる方に。

 

図面

図面

恋するバスタブ。

 

落ちちゃったんです、恋に。

〇と□の奇妙な外観。

オートロック扉を開けて中に入ると、

まるでエッシャーのだまし絵に迷い込んだみたい。

カクカクと続く階段をのぼってのぼって
(エレベーターもあるよ)、

玄関扉を開けると目の前に、真っ白な空間。

裸電球に照らされた、すっきりとしたキッチン。

思わずしゃがみこんで、

のぞきたくなっちゃうような、小さな窓。

そしていよいよ、

柔らかい光が差し込む部屋の奥へ。

ちらりと見える丸いカーブに引き寄せられて、

ん?

んん?

んんんんん?

バスタブ!?

しかも空間めっちゃ広っ!

何を隠そう「リラクゼーションルーム」と名付けられたこの空間、

お部屋7帖に対して4.8帖もあるんです。

「バスルーム」ではないのでご注意を。

って、そんなことよりも、

思わず入りたくなって、そうっとバスタブの中へ。

そこには、このバスタブからしか見えない、

トクベツな景色が広がっていた。

景色を切り取るカーブがこれまた小憎い演出!

さらにトクベツ感をプラスする。

朝でも夜でもいつでも、

好きなときに好きなだけ、

この景色を、

この時間を、

この空間を、

堪能できるって、ちょっと贅沢すぎやしませんか!

 

バスタブの中でたっぷりトクベツを堪能して、

部屋を後にする。

廊下に出て、扉が閉まった瞬間、

「あ、もう一度、もう少しだけ…」

すぐに会いたくなってしまった。

あのトクベツな景色に、

あのトクベツなバスタブに。

 

 

 

西院の空に住む。

窓の向こうに

ぽっかりと山がのぞいてる。

山、おはよう、

今日も暑いね、

ことあるごとに話しかけてしまいそう。

 

空が近くて、清々しい。

鳥のようには飛べないけれど、

同じ目線の開放感は味わえる。

 

そもそも、

テナントビルの上階に住むというのは、

もうそれだけで、けっこう楽しい。

1階の学習塾に通う小学生も、

2階の事務所のスタッフさんも、

4階までは、あがってこない。

この、ちょっと、秘密めいた感じ。

それから、ちょっと空に近いこと。

ささやかな特別感。

 

1990年うまれの34歳。

お隣の重厚感ある「ハウスパティオ」よりも

少し若くて、クールな印象。

コンクリートに切り込まれたガラスが

光を通過させ、浮遊感を与えている。

竣工当時、さぞやかっこいいビルだったろう。

いまでは、時の経過で哀愁が加わり、

また別の味わいが増してきた。

 

中庭を囲う型のアパートメントには

いつだって心おどる。

別に何に使うってわけじゃないんだけど、

この余白に、わくわくしますよね。

 

そんなこんな、

いろいろ相まって、

ここに住めることが嬉しい。

 

居室は

ちょっと武骨でかっこいい

コンクリートブロック。

さあ、

さっそくこの場所に、

自分だけの小さな居城を構えよう。

※間取り反転

私をそだてる。

桂駅を降りて少し歩き、

路地を抜けた先にあるアパート。

 

一見すると

普通のアパートに見えるけど、

実は、様々な特典が詰まっている。

 

共有ルーム『liens(リアン)』。

ごろ寝できる小上がりの畳に、

好きな映像を大画面で楽しめるプロジェクター。

広めのキッチンには

そこに、管理栄養士の先生が考案した

働く女性のためのレシピを備付。

 

そんな共用ルームは、

安心して利用できる、予約制。

無料で使えちゃうんです。

 

そして、特典はこれだけじゃない。

なんだと思いますか?

割引券?商品券?

お金の代わりに使えるもの?

 

いえいえ、違います。

ある意味、おカネそのものより大切なこと。

「おカネの知識と知恵」です。

 

司法書士/ファイナンシャルプランナーの

オーナーさんが

おカネの基礎知識のミニセミナーを開催。

おカネの知恵は生活のため。

住みながら、学べる。

 

どうしてこんなに特典があるかというと、

オーナーさんの深い想いがあるから。

 

オーナーさんは長く一人暮らしをしていたそう。

散らかりがちな部屋でWEB会議の背景に困り、

小さなキッチンでは自炊もままならず、

正しいおカネの知識もなく……

 

そんな経験を元に「liens」を運営されている。

住む人が快適に過ごし、

成長できる場所を提供するために。

一人暮らしの女性が自信を持って自立し、

毎日を楽しめように。

 

この家で知識と経験を得て、

暮らしに安心を見出してほしい。

 

そんな想いから。

御所の緑を愛でる。

建物を設計する時の

第一歩。

立地に合わせたプラン作り。

オーナーさんと設計士の先生が出会う前にも、

様々なプランがあったそうです。

同志社大学が近いから、

という理由で、

予定調和のような

学生マンション。

どうも、腑に落ちない。

他にないモノを作りたい。

ここでしかできないコトをやりたい。

そんなオーナーのオモイ。

どこで作ったって、

同じモノを作るなら、

設計士なんていらない。

オーナーさん、

自分がいなくなった時に、

この世に何を残すの?

お金?

違うでしょ。

って。

そんな設計士のオモイ。

その二つが重なり合い、生み出されたひとつの答え。

オープンハウスで設計士の先生と雑談させて頂いた時に、

何気なく交わしたコトバ。

そんなコトバに。

そんなオモイに。

正直、ぐっと来ました。

ナイショですよ。

世界各国、

日本全国探したって、

ココにしかない立地。

ココしか咲かない花。

最大限に生かしました。

オーナーさん、

設計会社さん、

施工会社さん、

現場の職人さん、

オープンハウスにご協力頂いた家具屋さん、

いろんな人のオモイと汗が結集されたカタチ。

初めは、

小さな種だった

このプロジェクトも

素敵な二輪の花を咲かせました。

様々な人が紡いだオモイ。

そんなオモイを胸に

御所の緑を

愛でようではありませんか。

あとは、素敵な花に

素敵な果実がなるのを

待つばかり。

そこで、生活する人達のまばゆいばかりの笑顔。

そんな果実を早く

味わいたいものです。

 

bon voyage。

 

物件名は、

アーバンボート210。

京都の街を航海する、

一隻の船。

名称に込められた想いは、こんな感じでしょうか。

ベランダの形状とか、

外観からもその雰囲気は伝わってくる。

 

僕が好きなところは、

廊下など共用部分の雰囲気。

近未来的で、

ちょっと迷宮のようで、

いい感じです。

照明。

船舶用?

鉄管も、カックイイ。

各階によって異なる玄関扉の色。

黄色や青色など、ビビットな色調。

文字通り、日常に彩りを与えてくれる。

あと、

所々に配置された、

カラフルなガラスブロック。

これも好き。

 

お部屋はいたってシンプル。

広さは7.2帖。

壁と天井がコンクリート打ちっ放し。

(一部の壁はクロスです)

扉の色が空間のアクセントに。

うん、悪くない。

 

ラスト。

あなたの人生という名の航海が、

良い旅でありますように。

お祈りしております。

bon voyage。

トンガリプロジェクト|田中関田町新築計画 vol.6【予告広告】

出町柳駅近くの新築計画のご紹介、第6弾。

今回は 6/29 現地見学の様子をお届けします。

 


▼ 1階 1DKタイプの部屋

白を基調として、明るさを確保。
キッチンはピカピカのステンレスではなく、
あえて落ち着いた素材感にしているのがおしゃれ。

 

▼ 2-3階 1LDKタイプの部屋

2階はクローゼットが広くとられています。
クローゼット上部にも物を置くことができるので、
季節もの等はそちらに置くといいかもしれません。

3階のLDKは勾配天井(屋根に合わせて天井が斜めになっていること)です。
これが開放感を生み出し、
気持ちの良い空間となっていました。

 

完成に向けて工事が進んでいます。

竣工後に本広告を出しますので、
その時は是非よろしくお願いいたします。

 

▼ 田中関田町新築計画の記事一覧

トンガリプロジェクト|田中関田町新築計画 vol.1【予告広告】

トンガリプロジェクト|田中関田町新築計画 vol.2【予告広告】

トンガリプロジェクト|田中関田町新築計画 vol.3【予告広告】

トンガリプロジェクト|田中関田町新築計画 vol.4【予告広告】

トンガリプロジェクト|田中関田町新築計画 vol.5【予告広告】

> トンガリプロジェクト|田中関田町新築計画 vol.6【予告広告】

トンガリプロジェクト|田中関田町新築計画 vol.7【本広告】

仮称)田中関田町新築計画
2024年7月上旬完成予定
入居可能時期:2024年8月上旬予定

所在地:京都府京都市左京区田中関田町46番地1、62番地3
京阪本線 出町柳駅 徒歩3分
叡山電鉄本線 出町柳駅 徒歩5分

専有面積 1DK:23.90㎡、1LDK:56.03~60.62㎡
構造:木造3階建 全4戸

契約期間:2年
取引態様:仲介
火災保険への加入が必要です。

お問い合わせ先
フラットエージェンシー左京店
0120-36-0669/075-762-0669


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賃料は未定です。本広告を行い、募集を開始するまでは、契約または予約の申込み順位の確保は一切できません。予めご了承ください。〈募集開始予定時期/2024年7月上旬〉