2016年秋のオープン以来、
新聞やテレビ、雑誌など
様々なメディアに取り上げていただきました、
我らが、「the SITE」。
本当にありがたいことです。
感謝、感謝です。
主な用途としては、アトリエやオフィス、ショップなど。
アートやモノづくり、デザイン、
というキーワードに沿った入居者様を募集します。
特徴としては、
入居者が共同で利用できる工作室や
展示スペース(有料)がある事。
また、制作の合間に利用する事ができるシャワー室、
も備えます。
以下、リノベーションにまつわるストーリーです。
1970年。
鉄骨造2階建ての、真新しい校舎が竣工した。
そこに至るまでには、
1963年の学校創設以来、
教員と学生が自らの手で、
鉄工所跡の建物を教室に改装した事もあるそうだ。
この校舎完成の2年前には、
創設者の一人がこの世を去っている。
竣工を迎えた関係者の感慨もひとしおであったであろう。
その後、西校舎や南校舎も新築。
2009年の閉校まで、多くの卒業生を輩出した。
ここまでが、この物件の前身である、
「京都インターアクト美術学校」のストーリー。
そして、その開学から半世紀の時を超え、
2016年。
一度は閉ざされた校舎を、
再び、「カイホウ」する時がやってきた。
学校、建物が歩んできた歴史をリスペクトしつつ、
リノベーションによって新たな息吹をもたらさんとする
プロジェクト。堂々、始動。
物件名の「site」には、
町・建物などの位置、場所という意味や
遺跡、跡、という意味がある。
そして、
建物のコンセプトの1つとしての、
「カイホウ」という言葉。
まず、開け放つという意味の「開放」。
文字通り、元校舎の開放。
既成概念からの開放。
カフェや展示スペースを備え、地域への開放。
次に、貸し方の「解放」。
貸主側では必要以上に作り込みすぎない、
余白のある空間とする。
そこから先は入居者の感性に委ねる事によって、
個性あふれる空間が生まれるであろうことを期待する。
最後に。
願わくは、
この場所で、1つ1つ丁寧に作られたモノに、
光が当たりますように。
それらが集合体として、
大きなうねりとなって、
新しい価値を、
この場所から発信していけますように。
【現在募集中の区画 :G号室】