楽しいは連鎖して。

 

京都市街までちょっと遠い。

駅もそこそこ離れてる。

そんなことは、いいんです。

この空間、

眺望、朝日、山々の美しさ、

それがもうプライスレス!

 

山科区・清水焼団地町の

分譲マンションの一室。

各ジャンルのプロたちが

秘密基地に集うように、

技術やアイディアを持ち寄って

つくりあげた空間。

 

どんな議論の末こうなったのか、

どんな職人さんが作ったのか、

知らなくても、

ついにんまりしてしまう。

オーナーさんから

設計士さんや職人さんへと

次々に連鎖してきた

つくる楽しみは、

これから、住む楽しみへ。

どんなふうに暮らそうか、

考えるだけでも楽しいな。

 

とにかく、まずは

内覧してください!

この改装プロジェクトに

関わった皆さまの

こだわりや愛情、遊び心、

隅々まで詰まっています。

ぜひぜひ見に来てくださいね。

 

春の香り。

春めいてきた

3月のある日。

窓を開けると風と一緒に

柔らかな香りがふわり。

ああ良いな。

 

キッチンのタイル、

レトロな洗面台、

優しい色の塗装、

おしゃれな照明器具、

・・・etc

改装済みの室内は

可愛らしく、おしゃれな仕上がり。

内覧できるので、

ぜひぜひ見にきてくださいね。

 

立地は山科。

駅でいうと東西線の「御陵駅」。

駅までは歩いて15分ぐらい。

京都の市街地とは違う、

のんびりとした雰囲気。

畑にはもう花が咲いている。

のどかだねぇ。

 

春はいいなぁ。

 

時を重ねる。

 

「年をとる」

という言葉は、一般的に、

あまり良いようには捉えられません。

建物もしかり。

「新築」「築浅」という言葉が、

ある程度のステータスを持っています。

でも、

この建物を見ると、

年をとる、

年を重ねる事によって、

得られるものがあると気付かされます。

 

場所は修学院離宮の麓、

山が近く、

小川が流れ、

自然を感じられるエリア。

花梨の木が植わっていることから

「花櫚館(かりんかん)」と名付けられたこの建物は、

32歳を迎えました。

コンセプトは「周りにとけ込むような建物」。

30年を経たコンクリートの建物は、

まわりの自然にしっくりとけ込んでいます。

 

そしてお部屋の床材は無垢のナラ材。

今でこそ賃貸物件で無垢材を使用する物件は増えてきてますが、

30年前には殆ど無かったのではないでしょうか。

「いいものを使いたい」という

家主さんの想いで敷かれたナラのフローリングは、

30年経ち、とても良い風合いが出てきました。

年を重ねる事によって、

味わいを深めてきた物件です。

あとあと、

お庭をのぞめるベランダや、

周辺を見渡せる開放的な屋上、

そんなオマケ要素もついてきます。

ぜひ見に来てください。

202号室

 

 

アーチの額縁。

 

空広っ。

 

ずっと前から気になってたんです。

前を通るたび、

ここからの景色は

どんなものなんだろうって。

 

このあたりは、

京都タワーと同じくらいの高さって

昔、聞いたことがある。

本当かどうかは分からないけど、

ここからの景色がそれを物語ってる。

こんなに遠くのほうまで、

京都をみることなんて

滅多にないんじゃないかな。

 

遠くのほうに、ほら。

よーくみてみて。

見つかりましたか?

ちいさくみえる京都タワー。

(すごく頑張ってズームした

写真をのせておきますね。)

 

スカッと晴れた今日なんか、

気持ち良すぎやしませんか。

 

お部屋はいたってシンプルだけど…

いや、

シンプルだけど、

だだぴろいんですよ。

L字型になった17帖もある洋室。

クローゼット側にベッドを置いて、

玄関前にはお洒落な衝立を置こう。

そうしたら、

いきなり玄関の洋室でも、

なんとかやっていけそう。

 

朝起きて、

遠くのほうを見ながら

伸びをして深呼吸。

モーニングルーティンに

自然と加わる行動。

 

おはよう、

京都タワー。

今日も今日とて背比べ。

604号室(東向き)

bon voyage。

 

物件名は、

アーバンボート210。

京都の街を航海する、

一隻の船。

名称に込められた想いは、こんな感じでしょうか。

ベランダの形状とか、

外観からもその雰囲気は伝わってくる。

 

僕が好きなところは、

廊下など共用部分の雰囲気。

近未来的で、

ちょっと迷宮のようで、

いい感じです。

照明。

船舶用?

鉄管も、カックイイ。

各階によって異なる玄関扉の色。

黄色や青色など、ビビットな色調。

文字通り、日常に彩りを与えてくれる。

あと、

所々に配置された、

カラフルなガラスブロック。

これも好き。

 

お部屋はいたってシンプル。

広さは7.2帖。

壁と天井がコンクリート打ちっ放し。

(一部の壁はクロスです)

扉の色が空間のアクセントに。

うん、悪くない。

 

ラスト。

あなたの人生という名の航海が、

良い旅でありますように。

お祈りしております。

bon voyage。

二人で窓を開けて。

 

私たちが最初に決めた約束事。

二人がお休みの日には、

それぞれの部屋の窓を開ける。

ってこと。

 

シェアハウスといっても、

私たち二人しか住んでないから、

二人で暮らすにあたってのルール、

それを順番に決めていこう。

 

3階にあるそれぞれの部屋は

やっぱり熱がこもりがちだしね。

向かい合った部屋どうし、

ドアと窓を

開け放てば、ほら。

一気にぶわぁっと風が駆けていく。

カーテンレースが

ぼわっとふくらんで、

しゅーってしずかにしぼんで、

を繰り返す。

 

待ってました、この風。

 

他は多少目はつむるけど、

この約束は、絶対だよ。

 

友達同士でも、姉妹でも、

もちろん新しい出会いを期待した

おひとりからでも、

始めてみませんか。

二人だけのシェアハウス。

全体図

1号室

2号室

おかえり。

 

京都で一緒に

学生時代をすごした友人たち。

あいかわらずこのまちで

のんびり暮らしている私のとこへ、

年に1度は遊びに来る。

 

だいたい、

どこで遊んでも、

なぜか最後は川にたどり着いて、

懐かしいなぁ、変わらないなぁ、と

賀茂川と山々の景色を眺める展開。

ちょっとのあいだ、ぼーっとして

そしてまた、

それぞれの場所へ帰っていく。

 

京都のまちには、

人の心をほぐす力があると思う。

 

だから、例えば、

仕事場が大阪や関西圏の方、

「自分の時間」は京都ですごす

というのはどうでしょう。

京都に住みませんか。

 

大阪や奈良への出入り口、

京阪/JR「東福寺駅」のすぐ近く。

アクセス便利なこの場所に

ゆったりと京都時間が流れる

素敵な物件があります。

 

10年目を迎えた、

八清さんのシェアハウス

京だんらんシリーズの第一号、

「京だんらん東福寺」。

のんびり寛げそうな座敷も、

ダイニングキッチンも、

ずっと座っていられる

インナーテラスも、

とっても居心地が良い。

 

もともと下宿のおうちだったそうで、

皆が出入りする空間と個室とは

しっかりと距離が保たれている。

それに入居者さんは社会人ばかりだから、

それぞれに自分の生活があって、

ほど良い距離感で暮らせそう。

でもイベントがあれば、

前の入居者さんも顔を出されるくらい、

仲が良いとのこと。

 

京都のまちも、この家も、

人生の一時をここで過ごした人には

戻ってくるとほっとする、

「おかえり」と温かく迎えてくれる、

そんな場所になるんだろうな。

 

久しぶりの夏休み。

 

鹿ケ谷の山へ続く道を

一歩、一歩。

青々と茂った山が

どんどん近くなる。

 

照りつける太陽から

逃げるように

玄関へ駆け込むと、

ひんやりとした空気に

ほっと一息。

縁側の向こうは、

サンサンと夏の光。

今日はあっついね。

 

年季の入った建具。

柱、天井。

畳の香り。

縁側に射す強い日差し。

床の間の影。

なんだか、懐かしい。

記憶の奥の、

いつかの夏。

いつかの夏休み。

 

京都盆地の東の縁。

少し高台になっていて、

2階からは

あたり一帯を見渡せる。

若王子の森から

鳥たちのさえずりが届く。

自然光たっぷり、

明るくて広い座敷。

はーぁ、

大の字に、ごろり。

やっぱり懐かしい。

夏休みみたい。

 

山々や寺院、古い家並み、

のんびりとした空気。

街の喧騒から少し離れて、

ここで、緩やかに暮らしませんか。

 

日が落ちたら、縁側で夕涼み。

ぶらりと近くを散歩するのもいいな。

西棟

この手で。

 

京都はアートやデザイン、

ものづくりに関わる大学や企業が多い。

中でも、

左京区には美術や芸術系の大学が多数。

 

そういう大学を卒業後、

作家活動に専念したり、

仕事をしながらも活動を続けたり。

やり方はそれぞれでも、

自分の好きなことを貫き続ける。

だけど、それには気持ちだけでなく、

やっぱり環境も必要。

 

「アトリエとハウスは同じ建物で、

空間は分かれていたい」

「住まいは必要最低限でいいけど、

ものづくりのテンションは上げたい」

「たまには語れる仲間もほしい」

 

家主さんが作り手に寄り添ってきたからこそ、

そんな声をひろって、生まれたこの場所。

tede。

 

1Fはアトリエタイプ。

2Fは住居タイプ。

住まいと制作活動が行える場として、

令和4年3月にリノベーションが完成。

この場をつくりあげてくださった、

家主さんも職人さんも

きっと素敵な手をしてる。

この場にかけた想いと時間、

それを肌で感じる。

とてもお心遣いが素敵。

 

1Fアトリエタイプは、

号室によるけれど、

ほとんどは

広すぎず、狭すぎず、

籠るにはもってこい。

煮詰まったら、

ラウンジや外のレンガタイル小道で

大きく息を吸えばいい。

このラウンジには、

個性ある椅子たちと作業机が並んでる。

あとはみんなで使えるキッチンとトイレ。

誰かとたまたま顔を合わせたら、

声をかけてもいんじゃない。

 

2F住居タイプへは、

甲板みたいな階段を上がる。

通路に掲げられた、

風でなびく白い布が帆に見える。

極めつけは船底天井。

どこか船旅をしてるように感じちゃう。

内土間と外土間。

部屋によって違くって、

この土間スペースも

作り手目線で使い勝手が良い。

シンプルに暮らしやすいワンルーム。

 

どちらかを借りても良いし、

どちらも借りたって良い。

tedeでの過ごし方は、

自分次第。

 

いつかの未来。

例えば、ここを後にするひとは

どんな風に思うのだろうか。

 

“本当に好きだった。”

“表現に自信をもてた。”

“驚くくらい楽しんだ。”

 

なんて笑って言いながら、

想いと場所が

次の作り手に渡ってゆくんだろうな。

 

「この手で、またどこかで。」

1階 アトリエタイプ

2階 住居タイプ