北山今昔30余年。

幼いころ、

おしゃれな母と一緒に

よく出かけたのは、

北山だった。

 

植物園を散策して、

おにぎりを食べて。

キノコ文庫からはじまり、

森を抜け、小川を渡り、

いくつかの花園をめぐると、

噴水が見えてくる。

北山通りが近づいてくる。

 

植物園のゲートを出て、

まちにくりだすとき、

とてもワクワクした。

通りの空気がもう楽しかった。

 

北山の建物たち。

濃い影を映すコンクリートの壁。

ひんやりとしたステンレスの手摺。

螺旋階段や奥への通路、

地下への階段は

どこへ繋がるのか。

冷たくて、無彩色な、

立体路地空間。

不思議なお城のような、

迷路のような、異国のような。

 

そうだ、そうだ、

そうだった。

久しぶりに体感した、

この、コンクリ立体路地。

階段を上がったり下がったり、

はざまにある、テラスのようなところ。

踊り場なのか、店先なのか。

こういう場所に

なぜかワクワクするのよね。

建築って面白い。

 

かつては、最先端だった北山建築たちも、

年を重ね、また違った魅力を持ちつつある。

まちも、変わりゆく。

昔話はそっと心にしまって、

これからの北山を。

これからの、Tree’sビルを。

 

足音。

 

新しい時代の到来を告げる、

足音が聞こえる。

一歩ずつ近づいてくるそれは、

揺るぎない、

明確な意思を持って、

この地を踏みしめている。

 

なんてプロローグで、

ご紹介しておりました、

こちらの物件。→リンクあり

さっそく、

コンセプトや建物について、

復習していきましょう。

 

まずは、コンセプト。

「新しい風とまちが融合するワークラウンジ」。

名称は「385PLACE」。

みやこプレース、と読みます。

オーナー様の社名でもあり、

多くの人が集まる場所という意味の「都」。

新たな要素と周辺地域がうまく融合し、

発展していく場となるように、

という想いが込められています。

 

建物について。

西陣の地に建つ、

地下1階付、5階建てのビル。

昭和46年、竣工。

もはや、町の重鎮ですね。

歩んできた長い年月が醸し出す、

オーラをまとっているかのような、

独特の空気感。

古いものと、

新しいものの、

融合。

 

4階には、約22㎡から38㎡程の事務所が8室。

5階には、約10㎡から22㎡程の個室が7室。

さらに固定席が8席。

そして、会員制のコワーキングスペースを含む、

一体型「シェアワークラウンジ」。

ヒトとマチ、

がこの場所で融合して、

新しい出会いを生み、

新しい風が吹く。

 

各区画は、

天井が高くって、

作り込みすぎない、

ザクッとした、ラフな雰囲気。

気持ち良いです。

人生のなかでも、かなりの時間を過ごす仕事場。

やっぱり、気持ちの良い空間で過ごしたい。

ですよね。

 

じゃあ、

そう思ったが吉日。

ぜひ実際にご覧ください。

オフィスやアトリエとして、

ぜひぜひ。

 

新しい働き方のご提案。

新しい時代の到来を告げる、

足音が聞こえる。

でしょ。

 

4階 フロアマップ

4階 フロアマップ

5階 フロアマップ

5階 フロアマップ

海中のカーニバル。

 

ここは東山区梅宮町。

近くに白川が流れ、

枝垂れ柳がそよそよ風に揺られてる。

ランタンが浮かぶ古川町商店街もほど近く。

知恩院、八坂神社に円山公園。

レトロな風景、情緒あふれる町並みに陶酔。

 

白川沿いの石畳。

歩みを進めて一本入ると

思わずぴたと足がとまる。

あっと、目を奪われました。

波打つ外観に、波打つ気持ち。

ゆれる、ゆれる、ゆらいでる。

 

エントランスには、

光と色が楽しげに遊ぶ。

海中にさす光のように。

 

カラフルな色使いは、

海のいきものたちをイメージしてるのかな、

はたまたポップな潜水艦のようで、

丸い窓や丸いタイルが可愛くって。

あっちゃこっちゃに想像がふくらむ。

 

仕事帰りで疲れていても

玄関を入った瞬間、

ビビットな黄色が元気をくれる。

(個人的に黄色が好きなので、だいぶツボなお部屋です)

玄関横の収納は、

ハンガーパイプもついていて

長いコートも楽々しまえる。

階段のパイプはうまく使えば、

ひっかける収納をつけると

スペース活用になります。

 

メゾネットタイプの1LDK。

上のフロアは、リビングとキッチン。

下のフロアに、寝室と水回り。

 

それでは、階段を上がって。

リビングへどうぞ。

単なるコンクリート壁面のデザイナーズではありません。

外観から内装までトータルで調和がとれている。

海面に浮かんできたかのような

この黄色の波打ちがイイ。

波打つ黄色に、心が躍る。

 

キッチンも、ゆらぐ、ゆらぐ。

1口のIHコンロが付いてるけど、

お料理する方だったら、

もうひとつ置型コンロを用意してもいいかも。

スペースはしっかりあるので、大丈夫かと。

冷蔵庫置き場の裏手には、

ちょっとした食器棚も備え付け。

キッチンスペースへの入口には、

しゃらんとした

カラフルなのれんを付けるのなんてどうでしょう。

 

この部屋をもっとカラフルに飾りたい。

南向きだから、光も取り込める。

3つの電球とメインの照明でも遊んで。

ベランダから青空をのぞむと、

海面に出てきた魚のように、

ぷはっと思わず息をはきたくなる。

 

下のフロアは、

いたってシンプル。

寝室にぴったりの半地下には

お昼時になると太陽が差し込む。

気分屋さんの太陽のせいで、

ほんのり暗くなったり、

ぱぁっと明るくなったり。

お部屋はコロコロと表情を変えるから

いつまでたっても飽きずにいられる。

木漏れ日とかくれんぼ。

ドアを

開けては、閉め。

開けては、閉め。

木漏れ日の出現を待ち望む。

海中の魚のように、光と遊ぶ。

 

無彩色な日々が、ここでカラフルに。

暮らしに色が加わると、途端に世界は変わる。

 

木漏れ日の庭。

 

家主が不在となって数か月。

家も、庭も、

こんなに寂しい夏は初めてだろう。

 

家には、愛情たっぷり、

大切にされてきた証が

たくさん詰まっている。

 

可憐な照明や和室の材、

セキュリティや各種設備類、

電気スイッチの位置に至るまで。

それらは、

単なる住宅設備ではなく、

「こう暮らしたい」という思いの痕跡。

暮らしにこだわる人が

大切に住まいしてきた家は

きっと心地よい。

それを引き継げるのも、

「中古住宅」の魅力のひとつ。

 

立地は、比叡山のふもと、

洛北、岩倉。

山や川が近く、自然豊かでのどかな環境。

 

市内中心部へのアクセスも良く、

教育施設や公園などが充実しているので

子育てやご家族で暮らすにも良し。

また、リタイア後、

ゆったりのんびりと暮らしたい

という方にもおすすめです。

 

お庭には、

「春秋と香り」をテーマに

シダレザクラやモミジ、金木犀など

季節を彩る樹々が植えられています。

 

気持ち良い木漏れ日が射すお庭で

ガーデニングや趣味の時間を楽しんだり、

テラスで一服したり、

樹々の葉音に耳を傾けたり。

四季の巡りを楽しんでください。

 

岩倉の邸宅で、

穏やかに暮らす。

トンガリ読者の皆さまはもちろん、

少し上の世代の方や

隠居先をお探しの方にも、

ご紹介いただけますと幸いです。

一期一会の出会い。

良いご縁が結ばれますように。

優しく育む。

 

JR向日町駅。

ローカルを感じる駅から

てくてくと歩いて、約8分。

比較的、新しそうな

マンションが立ち並ぶ中、

ひとまわり小さく、

レトロな風格を醸し出す。

通りに面した、

よくある貯水槽も

なんだか可愛くおめかし。

町や建物の雰囲気を壊さない

ちょっとした心遣いが素敵。

 

もともと

大阪国税庁の宿舎だった建物は

団地っぽい姿で、どこか懐かしい。

それらしく付けられた、

2号棟を示す建物壁面の「2」。

建物がもっていた活かすべき個性を残し、

新しい仕掛けをプラス。

物件名の由来がそこに。

 

昔ここの1階に住んでいた方は

お庭でミニトマトを育てたりしたらしい。

その時期には、

たくさん出来すぎちゃって、

お二人暮らしだった食卓には

ミニトマトが日々のってたりとか…

 

二人での新生活や

お子さんのいる生活も

ぴったり、すんなり、

自然とイメージができる空間。

 

建物は、

余裕をもたせた共用部。

階段壁面のビタミンカラー。

昔使っていた郵便受け。

それぞれの表札の木材。

建物の歴史を重んじながら、

アクセントが加えてある。

 

お部屋は、

温かみのある無垢材の床。

開放できる洋室とリビング。

南北にぬける風。

すべての要素がうまく作用して

素敵な生活感があふれる。

 

それこそ、

小さなお子さんがいれば、

建物すぐ隣の寺田東公園へ。

ここはちょっと遊びにでるのに丁度いい。

 

可愛いちびちゃんが

有り余った元気で走る、走る。

公園を走り回ったおかげで

帰ったらパタっと寝ちゃうかな。

窓を開けて、風を通してあげよう。

今度は、水族館に行こうか。

最近は、電車がお気に入りだから

やっぱり鉄道博物館にしようか。

どちらにしても、

お目当てのところまで

トテトテと

嬉しそうに駆ける姿が

目に浮かぶ。

 

なんて、

ここで暮らしたとしたら…

の時間を思い描く。

 

優しく育む空間と時間を

ここは優に想像できる。

そして実現できる気がする。

2021/10/4 追記
洗面所廻りをさらにリノベーション。
洗面所とトイレを可動スクリーンで仕切りました。

イメージ図

この手で。

 

京都はアートやデザイン、

ものづくりに関わる大学や企業が多い。

中でも、

左京区には美術や芸術系の大学が多数。

 

そういう大学を卒業後、

作家活動に専念したり、

仕事をしながらも活動を続けたり。

やり方はそれぞれでも、

自分の好きなことを貫き続ける。

だけど、それには気持ちだけでなく、

やっぱり環境も必要。

 

「アトリエとハウスは同じ建物で、

空間は分かれていたい。」

「住まいは必要最低限でいいけど、

ものづくりのテンションは上げたい」

「たまには語れる仲間もほしい」

 

家主さんが作り手に寄り添ってきたからこそ、

そんな声をひろって、生まれたこの場所。

tede。

 

1Fはアトリエタイプ。

2Fは住居タイプ。

住まいと制作活動が行える場として、

令和4年3月にリノベーションが完成。

この場をつくりあげてくださった、

家主さんも職人さんも

きっと素敵な手をしてる。

この場にかけた想いと時間、

それを肌で感じる。

とてもお心遣いが素敵。

 

1Fアトリエタイプは、

号室によるけれど、

ほとんどは

広すぎず、狭すぎず、

籠るにはもってこい。

煮詰まったら、

ラウンジや外のレンガタイル小道で

大きく息を吸えばいい。

このラウンジには、

個性ある椅子たちと作業机が並んでる。

あとはみんなで使えるキッチンとトイレ。

誰かとたまたま顔を合わせたら、

声をかけてもいんじゃない。

 

2F住居タイプへは、

甲板みたいな階段を上がる。

通路に掲げられた、

風でなびく白い布が帆に見える。

極めつけは船底天井。

どこか船旅をしてるように感じちゃう。

内土間と外土間。

部屋によって違くって、

この土間スペースも

作り手目線で使い勝手が良い。

シンプルに暮らしやすいワンルーム。

 

どちらかを借りても良いし、

どちらも借りたって良い。

tedeでの過ごし方は、

自分次第。

 

いつかの未来。

例えば、ここを後にするひとは

どんな風に思うのだろうか。

 

“本当に好きだった。”

“表現に自信をもてた。”

“驚くくらい楽しんだ。”

 

なんて笑って言いながら、

想いと場所が

次の作り手に渡ってゆくんだろうな。

 

「この手で、またどこかで。」

1階 アトリエタイプ

2階 住居タイプ

This is all。

 

秋めいてきた、とある日。

京阪電車に揺られて

京阪本線 藤森駅まで

行ってきました。

電車の種類によってですが、

京阪の電車は

ふかっとした座席が

少しリッチな気分にさせてくれるから

好きなんです。

 

藤森駅から出てすぐの疏水沿い。

秋の空気が気持ちよくて、

虫食い葉っぱからの木漏れ日がきれいで、

歩くのが楽しくなる。

気分転換の散歩にちょうど良い空気感。

 

そんな、

あたたかい外の空気とは一変して、

今回の物件は、

またクールなんです。

 

まずエントランスを入ると

お洒落なBGMが

コンクリートの空間に反響。

スタイリッシュな階段を横目にEVへ。

1フロアに4戸。

電球の灯りが

怪しげな雰囲気を醸し出す。

部屋の扉を開けると

コンクリート打ちっぱなしの

クールな空間に心がざわめく。

ワンルームで約10帖。

実をいうとコンパクトかもしれない。

だからこそ、

今回は究極のミニマリストに贈りたい。

部屋も、キッチンも、バスルームも、

すべてさらけ出してあるこの空間。

 

大切な相棒(ペット)と自分。

あとは余計なものを置かず、

本当に大切なものだけ。

 

そんな暮らし。

 

1986ハウス。

 

ポテンシャルを秘めている事は、

感じてた。

ずっと前から。

いつの日か、

リノベーションの提案ができたら。

そう思ってた。

そして今回、

1986年の竣工後、

初めて大規模な改修を行うにあたり、

オーナーさんから相談があった。

建物に、愛着と自信をもった方だ。

そして、

そのこだわりが随所にちりばめられた、

魅力いっぱいの部屋が完成した。

やったぜ。

カックイイぜ。

 

ではでは。

木目が美しい、タモの無垢フローリング。

必要最小限のパーツでスッキリとまとめた、

ステンレスのキッチン。

やったぜ。

あまり料理が得意ではないボクも、ここでなら、

腕をふるってみたいと思った(笑)

既存の天井を解体して、

躯体を現しにした天井。

ワイルドな感じ。

鉄管がよく似合う。

カックイイぜ。

そして、大きな存在感を放つのが、

どっしりと中央に居座る、タイルの壁。

2ヵ所に設置された可動棚は、

魅せる収納として活躍しそうだ。

モザイクタイルがかわいい洗面。

見るからに気持ちよさそうな、

シャワー水栓。

東と南の2面に大きな開口があって、

風も気持ち良く通る。

などなど盛りだくさん。

ほんと、素敵な部屋に仕上がっています。

 

技巧派じゃなく、本格派が多い、

昭和世代のデザイナーズ。

1986年から2016年へ。

30年の時を超えて、

いざ、見参。

A-1号図面

A-1号図面

 

咲き誇れ。

いつも自転車で通う道。

今日はたまたま歩いてみた。

普段流れるスピードじゃないから

景色がいつもと違って見えた。

ほら、道ばたにタンポポ。

春の訪れを“急に”感じた。

 

すー、はぁ~。

ひさしぶりに大きく呼吸した気がする。

 

2019年4月、オープン。

この空間に思わず息がもれちゃうはず。

 

天井高々な吹き抜けリビング。

屋根の一部は天窓で、

室内なのに青空が見える。

木々をイメージした、4つの柱。

本物の植木もご用意して、緑の呼吸もシェア。

室内だけど、室内っぽくない。

うーん、中庭みたい。

杉無垢材のウッドデッキ式なキッチンスペースから、

土間のたたき仕上げで切り返し。

キッチンスペースは、

カーブを描いたアイランド型のテーブル。

こだわりの家電もそろえております。

土間部分には、露天風呂だってあるの。

いつ入るんだろう。

いつ入ってみようかな。

人目を盗んで入ってみたい。

こんなこと他では味わえない。

 

各部屋は、

桔梗、紅梅、桜、芍薬、水仙、椿、萩、藤。

とお花の名前。

8つの花がここで咲く。

それぞれ角部屋、隣に面する部屋はなし。

コーポラティブハウスみたいなつくりでおもしろい。

普通なら共用部から自室へ行くけど、

ここは外から帰ってきたら、各部屋へ直接行ける。

 

誰にも会いたくないときだってあるもん。

明日は晴れやかな気持ちで「おはよう。」って言いたいし。

コソっと戻って、ゆっくりするのも良いじゃない。

各部屋には、洗面台もついていて。

女性専用シェアハウスならではの

洗面渋滞はこれで無問題。

 

 

 

「女性」ってだけで、

不自由に感じてしまうことがある。

いつもなにかと闘っている。

 

女性らしくいたいわけじゃない。

「わたし」らしくいたいだけ。

 

すーっと呼吸が自然とできる。

ここで自由に生きていい。

 

 

ここで共に住まう8人へ。

咲き誇れ、

あなたらしく。

平面図

ゆるく、繋がる。

 

シェアハウスというと、

入居者同士で

家族のように仲良くなるところもあれば、

ドライな距離感を保っているところもある。

どちらが良いとか悪いとかはありません。

今回ご紹介するシェアハウスは、

たぶん後者のタイプ。

 

場所は東山。

柳の木々が並ぶ白川がすぐ近くを流れ、

高台寺や八坂神社が近くにありと、

いかにも

“京都”って

感じがするエリアである。

 

そして建物も、

縁側が中庭をぐるりと囲い込む、

なんとも日本らしいもの。

お部屋は色んなタイプがあり、

3帖のエコノミーなサイズのもあれば、

10帖の和室+板間といったデラックス(笑)なのもある。

住んでいる人も様々。

学生がいれば社会人もいるし、

男性がいれば女性もいる。

職業や出身地も様々。

だけど全くのバラバラというわけではなく、

リビングにお土産やご飯のお裾分けがあったり、

住民同士はゆるく繋がっている。

そう、

まるでこの建物の縁側が、

お部屋をゆるく、繋ぐように。

B号室(21.04㎡)

E-1号室(6.00㎡)

F号室(11.40㎡)

平面図1F

平面図2F