僕がほっとする場所。

「アザレアコーポ」に

引っ越して初めての日曜日。

 

荷解きの続きをしよう。

とはいっても、

大した量の荷物は持ってこなかったから、

あっという間に終わってしまいそうだ。

終わったら何しよう?

 

この辺りは本当に緑が豊か。

通勤に便利と思って地下鉄沿線を選んだけど、

まわりの建物が低いから山がよく見える。

玄関を出ると比叡山、

すぐ裏には、あの五山の送り火の「法」の文字。

空もとても広い。

高野川もすぐ近くに流れている。

 

川といえば、

家の周りには水路がたくさんある。

水路はたゆたうと、

光をきらきら反射させながら流れていく。

この水はどこに向かうのだろう。

 

自然が多いこの辺りは

なんだか、京都らしくない

のんびりとした空気が流れている。

この家もそう。

廊下とか階段とかすごくゆったりしている。

この懐の広い雰囲気が、

僕はとても好きだ。

 

そうだ、

明日は朝から

あたりを歩いてみようかな。

光を浴びて。

風を感じて。

スマホばかり見て丸まった体を

伸ばして、深呼吸して。

 

それから、朝ごはんを食べて、

荷解きの続きをしよう。

うん、そうしよう。

106号室

美しきハーモニー。

新築当時。

えー、遡る事、

数十年以上も前。

京都産業大学前店の店長だった僕には、

この物件にまつわる思い出が、いっぱいある。

アポもなく、フラッと店舗に来られたオーナーさん。

「こんなん建てるんやけど、家賃どれ位になるかな」

と見せてくれた、外観パースや図面を見て、

新米店長の心は、ときめいた。

カ、カッコイイ。

 

とっても新鮮で、印象に残る感覚だった。

今でこそ、デザインにこだわりを持つ物件も多くなったけど、

当時はデザイナーズマンションなんて言葉すら、

無かった時代。

自分で初めて新築物件をお預かりする事も相まって、

ワクワクとドキドキが交差した。

そして、完成が6月だった事もあり、

新入学の学生さんには、入居時期が合わなかった。

けど、絶対に良い物件だって自信があったから、

一生懸命おすすめしてた。

4月から6月までの2ヶ月間、2万円くらいの下宿に仮住まいをして、

そこから移動してもらった学生さんもいた。

あの子たちは、この部屋でどんな学生生活を送ったんだろう。

楽しい思い出になってたらいいな。

聞いてみたい。

うん、ぜひ聞きたい。

 

って、前置き長っ。

申し訳ございません。

本題へ入ります。

とにかくね、カックイイんだ。

コンクリート打ちっ放しと、

そこに加えてあるスパイス。

キッチンやシューズボックスに使用されてる、

カナダから輸入したキャビネット。

クローゼットの扉。

窓枠、建具。

1階のベランダにある、ウッドデッキ。

外観のアクセントに。

階段の手すりにも。

そう、それは全部、木材。

コンクリートのクールな感じに、

木材のあったかさが加わって、

それが足し算じゃなくて、

掛け算になってる。

魅力倍増。

そう、ここで奏でられる、

コンクリートと木材の、

美しきハーモニー。

ご鑑賞ください。

おかえり。

 

京都で一緒に

学生時代をすごした友人たち。

あいかわらずこのまちで

のんびり暮らしている私のとこへ、

年に1度は遊びに来る。

 

だいたい、

どこで遊んでも、

なぜか最後は川にたどり着いて、

懐かしいなぁ、変わらないなぁ、と

賀茂川と山々の景色を眺める展開。

ちょっとのあいだ、ぼーっとして

そしてまた、

それぞれの場所へ帰っていく。

 

京都のまちには、

人の心をほぐす力があると思う。

 

だから、例えば、

仕事場が大阪や関西圏の方、

「自分の時間」は京都ですごす

というのはどうでしょう。

京都に住みませんか。

 

大阪や奈良への出入り口、

京阪/JR「東福寺駅」のすぐ近く。

アクセス便利なこの場所に

ゆったりと京都時間が流れる

素敵な物件があります。

 

10年目を迎えた、

八清さんのシェアハウス

京だんらんシリーズの第一号、

「京だんらん東福寺」。

のんびり寛げそうな座敷も、

ダイニングキッチンも、

ずっと座っていられる

インナーテラスも、

とっても居心地が良い。

 

もともと下宿のおうちだったそうで、

皆が出入りする空間と個室とは

しっかりと距離が保たれている。

それに入居者さんは社会人ばかりだから、

それぞれに自分の生活があって、

ほど良い距離感で暮らせそう。

でもイベントがあれば、

前の入居者さんも顔を出されるくらい、

仲が良いとのこと。

 

京都のまちも、この家も、

人生の一時をここで過ごした人には

戻ってくるとほっとする、

「おかえり」と温かく迎えてくれる、

そんな場所になるんだろうな。

 

息吹。

 

通勤途中に通る、畑。

この夏は、

つやっとした赤いトマトが実ってた。

季節はめぐり、

いつの間にやらトマトは収穫され、

先日、新しい何かを

おじさんは植えていた。

今日もその何かは育ち、

芽がでていた。

何が育つのか、

それが今の私の楽しみ。

 

日常の中で、

ふと緑を感じられるって

素敵だなぁって。

 

今回は、

生命の息吹を、

すりぬける風を、

目に見て感じられる。

植物のようなスリットから

光を取り込む。

 

物件の名は、

キトイヤス。

 

外観は、

のびのびと

天を高く目指す

木のようで。

枝の間から

するりとその木の中へ。

 

するりとぬけた先。

本物の一本の木。

建物に囲まれた空間で、

ここでもまた天を高く目指す。

この木の成長とともに。

ここで暮らそう。

 

新しい靴とお気に入りの服が

意外とマッチすると分かって出かけた日も。

朝ごはんを食べ損ねて

皺が入ったスーツを着て会社へ急ぐ日も。

ずっと携わってきたことが成功して

努力が報われた日も。

些細なことに気付かずミスをしてしまった日も。

疲れて帰った遅い夜の日も。

会社帰りのコンビニで

新発売のスイーツに手を伸ばしてしまった日も。

 

どんな日だって。

この木が、

送り出してくれる。

待っててくれる。

 

この木が、

この空間が、

私を癒す。

 

「きといやす。」

不思議な語呂感の正体。

「きっと癒す。」

ほかにも

オーナー様の想いはあるようで。

住んでみたら分かるかも

この名に込められた想い。

 

毎日ちらりと中庭をのぞく。

この木はこれから、

もっと大きくなるんだろうか。

私も大きくなれるんだろうか。

 

……!

 

このとき

ふと、気付く。

ずっと

見守られてたんだって。

 

ありがとう。

私が頑張るのを見ててくれて。

この手で。

 

京都はアートやデザイン、

ものづくりに関わる大学や企業が多い。

中でも、

左京区には美術や芸術系の大学が多数。

 

そういう大学を卒業後、

作家活動に専念したり、

仕事をしながらも活動を続けたり。

やり方はそれぞれでも、

自分の好きなことを貫き続ける。

だけど、それには気持ちだけでなく、

やっぱり環境も必要。

 

「アトリエとハウスは同じ建物で、

空間は分かれていたい」

「住まいは必要最低限でいいけど、

ものづくりのテンションは上げたい」

「たまには語れる仲間もほしい」

 

家主さんが作り手に寄り添ってきたからこそ、

そんな声をひろって、生まれたこの場所。

tede。

 

1Fはアトリエタイプ。

2Fは住居タイプ。

住まいと制作活動が行える場として、

令和4年3月にリノベーションが完成。

この場をつくりあげてくださった、

家主さんも職人さんも

きっと素敵な手をしてる。

この場にかけた想いと時間、

それを肌で感じる。

とてもお心遣いが素敵。

 

1Fアトリエタイプは、

号室によるけれど、

ほとんどは

広すぎず、狭すぎず、

籠るにはもってこい。

煮詰まったら、

ラウンジや外のレンガタイル小道で

大きく息を吸えばいい。

このラウンジには、

個性ある椅子たちと作業机が並んでる。

あとはみんなで使えるキッチンとトイレ。

誰かとたまたま顔を合わせたら、

声をかけてもいんじゃない。

 

2F住居タイプへは、

甲板みたいな階段を上がる。

通路に掲げられた、

風でなびく白い布が帆に見える。

極めつけは船底天井。

どこか船旅をしてるように感じちゃう。

内土間と外土間。

部屋によって違くって、

この土間スペースも

作り手目線で使い勝手が良い。

シンプルに暮らしやすいワンルーム。

 

どちらかを借りても良いし、

どちらも借りたって良い。

tedeでの過ごし方は、

自分次第。

 

いつかの未来。

例えば、ここを後にするひとは

どんな風に思うのだろうか。

 

“本当に好きだった。”

“表現に自信をもてた。”

“驚くくらい楽しんだ。”

 

なんて笑って言いながら、

想いと場所が

次の作り手に渡ってゆくんだろうな。

 

「この手で、またどこかで。」

1階 アトリエタイプ

2階 住居タイプ

お屋敷アパートメント。

 

今回の舞台は、

宇治市。

トンガリさんでは、初登場。

宇治市民の皆様、お待たせ致しました。

「うぉー、待ってたで~!」

なんて方がいらっしゃたら(いないか(笑))、

嬉しいです。

 

さぁ、宇治と言えば、、、

平等院。

宇治上神社。

源氏物語。

宇治茶。

そんで、その次くらいに、

今回の物件、「cozy宇治橋」。

そんな存在になるかも(ならないか)。

でも、すごいポテンシャルを秘めた物件です。

 

日本三古橋の一つという、宇治橋から北へ。

私鉄の駅で初めてグッドデザイン賞を受賞した、

京阪の宇治駅からは徒歩2分。

設計事務所さんによると、

建物のコンセプトは、

リノベーションされた「お屋敷」。

マンションではなく、

大きな屋根の下に色々な部屋がある、

屋敷建築のイメージ。

なるほど。

確かに、外観はおよそマンションには見えません。

道行く人たちも、「はて何ができたんかいな?」

的な顔でご覧になられてます。

 

さぁ、建物に入っていきましょう。

まずは、宇治川の流れのように、

ゆるやかな曲線を描く、タイル張りのアプローチを通って、

木の温もりが感じられるエントランスへ。

オートロックを開けて階段を上がっていくと、

塗りで仕上げられた壁面が豊かな表情を見せていて、

とってもいい感じ。

2階からは、美しいフォルムの螺旋階段が続く。

全体的に共用部が美しい物件なんだけど、

この階段、特に好きです。

 

部屋はと言うと、

全7部屋が異なる間取り。

メゾネットタイプもあれば、

ロフト付きもあれば、

最上階は専用バルコニー付きのVIP仕様。

天井の勾配を利用した、高い天井の浴室など、

プレミアム感たっぷり。

床材は、メープルの無垢フローリングを使用。

質感がいいし、なんと言っても肌触りがいい。

キッチンと洗面台はサンワカンパニー社製。

シンプルなデザインが美しい。

041号室

優しく育む。

 

JR向日町駅。

ローカルを感じる駅から

てくてくと歩いて、約8分。

比較的、新しそうな

マンションが立ち並ぶ中、

ひとまわり小さく、

レトロな風格を醸し出す。

通りに面した、

よくある貯水槽も

なんだか可愛くおめかし。

町や建物の雰囲気を壊さない

ちょっとした心遣いが素敵。

 

もともと

大阪国税庁の宿舎だった建物は

団地っぽい姿で、どこか懐かしい。

それらしく付けられた、

2号棟を示す建物壁面の「2」。

建物がもっていた活かすべき個性を残し、

新しい仕掛けをプラス。

物件名の由来がそこに。

 

昔ここの1階に住んでいた方は

お庭でミニトマトを育てたりしたらしい。

その時期には、

たくさん出来すぎちゃって、

お二人暮らしだった食卓には

ミニトマトが日々のってたりとか…

 

二人での新生活や

お子さんのいる生活も

ぴったり、すんなり、

自然とイメージができる空間。

 

建物は、

余裕をもたせた共用部。

階段壁面のビタミンカラー。

昔使っていた郵便受け。

それぞれの表札の木材。

建物の歴史を重んじながら、

アクセントが加えてある。

 

お部屋は、

温かみのある無垢材の床。

開放できる洋室とリビング。

南北にぬける風。

すべての要素がうまく作用して

素敵な生活感があふれる。

 

それこそ、

小さなお子さんがいれば、

建物すぐ隣の寺田東公園へ。

ここはちょっと遊びにでるのに丁度いい。

 

可愛いちびちゃんが

有り余った元気で走る、走る。

公園を走り回ったおかげで

帰ったらパタっと寝ちゃうかな。

窓を開けて、風を通してあげよう。

今度は、水族館に行こうか。

最近は、電車がお気に入りだから

やっぱり鉄道博物館にしようか。

どちらにしても、

お目当てのところまで

トテトテと

嬉しそうに駆ける姿が

目に浮かぶ。

 

なんて、

ここで暮らしたとしたら…

の時間を思い描く。

 

優しく育む空間と時間を

ここは優に想像できる。

そして実現できる気がする。

2021/10/4 追記
洗面所廻りをさらにリノベーション。
洗面所とトイレを可動スクリーンで仕切りました。

イメージ図

ワンダフルなビュー。

京都では、

東向きの窓やベランダが好まれる。

場合によっては南向きよりも。

なぜか。

そこには、

シンボルとなる2つの山の存在がある。

比叡山と如意ヶ嶽(通称大文字山)。

この2つを眺められる事にプレミアム感があって、

安心するというか、心が和む感じ。

故郷の風景みたいな存在。

 

今回の物件は、

この2つの山を、

独り占めしているかのような感覚になる、

素晴らしい眺望を持ち、

さらには、

その絶景を楽しむための(目的はそれだけじゃないけど)

広々としたテラスまで用意されている。

これはもう、

盆と正月が一緒に来たみたいなもんだ。

お祭り騒ぎ。

無邪気に喜びましょう。

わーい、わーい。

やった~。

ありがとうございます。

でもね、ほんと、素晴らしい眺めです。

朝日が昇ってくる様子も見たいなぁ。

毎日ちょっとずつ違うんだろうなぁ。

キレイなんだろうなぁ。

そして、

盛り上がるのは8月16日の送り火。

当日は東に大文字を鑑賞しつつ、

すぐ裏の船山では船形の炎が燃える。

 

お部屋自体は、

ゆったりとした1LDK。

玄関まわりが広くって、

シューズボックスも大容量。

19.5帖の広々としたリビングと、8帖の寝室。

いたってシンプル。

生活するイメージが湧きやすい。

 

個人的には、

ここのテラスでビールを飲んだら、

さぞ美味いだろうなぁ、

と思っています。

キンキンに冷やして、飲みたい、

と思っています。

浴びるほど、飲みた、、、

失礼しました。

飲み過ぎると、怒られます。

適量で、お願いします。

という事で、

皆さまそれぞれの過ごし方で、

ぜひ、この絶景とテラスを楽しんでください。

art stay。

 

古くからの街並みと

伝統産業「西陣織」で

多くの人に知られる京都西陣地区。

 

建物のオーナー様は、

江戸時代・安政年間に創業の

「帯屋捨松」。

 

その建物は、

「工芸・技術・美」などの意味を含む

“アート”という単語と、

宿泊の意味を込め、

“アートステイ”と名付けられました。

 

その名に”アート”と

織り込まれているように、

「工芸・技術・美」

を感じさせる和モダンな雰囲気を纏い、

建物内は、まるで美術館のよう。

「帯屋捨松」の作品や製作道具の展示のほか、

京都にゆかりのある

芸術作品にも触れることができます。

 

エントランスに入って正面、

奥の暖簾は「帯屋捨松」制作のもの。

五つに分かれている暖簾は、

五名の織職人による作品です。

エントランス脇や共用階段には、

アーティストの作品が展示されています。

 

そして、最上階の4階。

「上をご覧ください」

などと言うまでもなく、

おそらく皆自然と目を奪われることでしょう。

南座の提灯をも手掛ける

江戸寛政年間創業「小嶋商店」の職人による

“提灯アート”が空間を温かく灯しています。

近年では数少ない、

すべての工程を手作りで行う

「京・地張り提灯」です。

 

「あしらい」

帯屋捨松さんから、

この言葉をお借りしたいと思います。

あしらいもったこの空間で

伝統や文化と共に暮らし、

共に生きる、

京都の想いを紡いでいきます。

 

※上下反転

※上下反転

帯屋捨松 http://obiyasutematsu.co.jp/index.php
小嶋商店 http://kojima-shouten.jp/

咲き誇れ。

いつも自転車で通う道。

今日はたまたま歩いてみた。

普段流れるスピードじゃないから

景色がいつもと違って見えた。

ほら、道ばたにタンポポ。

春の訪れを“急に”感じた。

 

すー、はぁ~。

ひさしぶりに大きく呼吸した気がする。

 

2019年4月、オープン。

この空間に思わず息がもれちゃうはず。

 

天井高々な吹き抜けリビング。

屋根の一部は天窓で、

室内なのに青空が見える。

木々をイメージした、4つの柱。

本物の植木もご用意して、緑の呼吸もシェア。

室内だけど、室内っぽくない。

うーん、中庭みたい。

杉無垢材のウッドデッキ式なキッチンスペースから、

土間のたたき仕上げで切り返し。

キッチンスペースは、

カーブを描いたアイランド型のテーブル。

こだわりの家電もそろえております。

土間部分には、露天風呂だってあるの。

いつ入るんだろう。

いつ入ってみようかな。

人目を盗んで入ってみたい。

こんなこと他では味わえない。

 

各部屋は、

桔梗、紅梅、桜、芍薬、水仙、椿、萩、藤。

とお花の名前。

8つの花がここで咲く。

それぞれ角部屋、隣に面する部屋はなし。

コーポラティブハウスみたいなつくりでおもしろい。

普通なら共用部から自室へ行くけど、

ここは外から帰ってきたら、各部屋へ直接行ける。

 

誰にも会いたくないときだってあるもん。

明日は晴れやかな気持ちで「おはよう。」って言いたいし。

コソっと戻って、ゆっくりするのも良いじゃない。

各部屋には、洗面台もついていて。

女性専用シェアハウスならではの

洗面渋滞はこれで無問題。

 

 

 

「女性」ってだけで、

不自由に感じてしまうことがある。

いつもなにかと闘っている。

 

女性らしくいたいわけじゃない。

「わたし」らしくいたいだけ。

 

すーっと呼吸が自然とできる。

ここで自由に生きていい。

 

 

ここで共に住まう8人へ。

咲き誇れ、

あなたらしく。

平面図