このまちに住んだなら。「雪の日」編

本社3階から見た、北大路堀川の交差点

全国的な大寒波により、京都でもよく雪が降る冬となりました。

ここまで降るのは、京都市内では珍しい方かもしれません。

寒くて外出が嫌になりますが、名所古刹に写真を撮りに来るひとがたくさんいるのは、京都の雪の日ならではといいましょうか。

そんな2025年2月某日、広報担当として名所古刹「じゃない方の」京都を撮影しました。

京都の雪の日、日常風景の方。

場所は北区紫野、北大路堀川の交差点あたり。

要は、寒いし運転もしたくないので会社の周辺で済ませたということです。

フラットエージェンシー不動産部

町家、古民家と雪はよく合います。年に数度あるか無いかのレアな光景。

写真の建物は、昔は自転車店でした。それを改装し、今は弊社のオフィスとなっています。

Googleストリートビューなどで昔の姿を見ることができるのですが、まさに生まれ変わったという感じです。

ここだけではなく、京都の和モダンな町家は、何かしら「前職」をもっていることが多いです。

ところで、写っているのはフラットエージェンシーの社員。

「こんなん撮ってもおもんないでしょ」と言っていましたが、いやいや、こういう自然な光景がいいんですよ。

 

雪国じゃない街の雪景。

観光都市の、観光地じゃないところ。

そんな北区紫野、北大路堀川交差点のあたりの「雪の日」でした。

 


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1986ハウス episode2。

身も心も軽やかに。

 

1986ハウス episode2。

 

あの「1986ハウス。」で、

新たなリノベーションルームが完成。

 

最初から言います。

カックイイですよ。

(実は、これ言ってみたかったんです。照)

 

もっと気軽に、もっと身軽に。

味わいたい、おしゃれなお部屋。

ひとり暮らしですもん、

約7.9帖もあれば、充分、充分。

いくつか観葉植物を置けるなら、

もうそれで満足。

 

なんて言ったって、良い前例がありますもので。

天井や南側の壁面は

既存を解体、素地を現す。

ざらっとした質感。

手をすべらせて、何度も触りたくなる。

差し込む光だけで過ごしたい。

だって、電気を付けてない方が

素材をそのまま体感できるから。

床はナラの無垢材フローリングに新調。

ユニットバスだって、

レトロな味が出てるから良いでしょ。

 

ただ寝に帰る部屋なんてイヤ。

けどそんなそうそう借りられないじゃない。

これくらいがちょうどいい。

 

ここはやっぱり、

師匠の結びを受け継ぎたいと思います。

 

昭和から、平成。そして、令和へ。

この“時代の変わり目”に、

いざ、見参です。

気さくにつきあえる部屋。

 

まず、ご近所が素敵。

気軽なスタンディングコーヒー店の隣に

重鎮のたたずまいでお肉屋さんがあったり

「昔からこの辺の人に愛されてきたんだろうな~」

っていうお店の傍に

今どきのうどん店や多国籍料理店が並ぶ。

 

古きも新しきもごちゃまぜになった街並みは、

面白いものを発見するたびに

テンションが上がっていく。

 

そんな地域を通り抜け、

わくわくしながら向かった物件は

一見すると、ごく普通のマンション。

 

だけど、扉をあけて目に飛び込んできたのは

小気味の良い個性だった。

 

ユーズド加工がされたパーテーションに

コントラストの強い切り絵の花。

有孔ボードの扉がレトロなキッチンに取り付けられていて、

その向かいには、グッと魅力のある鏡。

 

そのお部屋はまるで

初対面で趣味が合って一気に距離が縮まった友達みたい。

よそいきの顔なんてもう必要ないのがわかった。

 

実はここ、

オーナーさんが手塩に掛けてリフォームした

絶妙なセンスのお部屋なんです。

 

写真を見てピンときたあなたは、

きっとすぐに仲良くなれる。

気さくにつきあえるお部屋になると思う。

 

居室にあるオーナーさん手作りの棚はけっこう頑丈。

目隠しのロールスクリーンがついているし、

プロジェクターでここに映画を映すのもいいかも!

 

カーテン代わりの白い内窓は

くるくる回す”ネジ締り錠”がかわいい。

 

内窓を開けて、さらに外窓を開けると、

さすが5階!ぬけるような眺めにため息。

遠くに大文字の船形も見える。

 

たくさんのことに興味を持って

毎日わくわくしていたい。

そんな自分を丸ごと受け止めてくれる街並み。

そして、気さくなお部屋。

ここで”わくわく”暮らしてみるのはいかがでしょうか。

 

 

まじないをかけて。

なんとなく、

気持ちの良い。

なんとなく、

過ごしやすい。

なんとなく、

やすらぐ。

 

この、

なんとなくを

つくっているのは

なんだろう。

 

それは、

部屋だけが

よければいいというわけではなく。

暮らしの中の

くつろぐ時間だったり。

やすらぐ香りだったり。

おいしいごはんだったり。

そういうものがカタチづくっていく。

 

・・・

 

北欧の考え方である、

Hygge(ヒュッゲ)。

日本語では、

「居心地のいい」や「ほっこり」

という意味の過ごし方。

これにならって

この空間が

心地の良いものになるようにと

まじないをかけてある。

 

一階は、

全体的に白を基調とした

モダンな北欧スタイル。

二階は、

あたたかみを感じる

ナチュラルな和モダンの雰囲気。

この空間を一緒につくっている

海外インテリア。

そのひとつひとつにまでこだわりを。

そして、

ペットという家族との暮らしも

ここは叶う。

 

・・・

 

夜もふけってのバスタイム。

好きな香りのバスボム入れて、

じんわり身体が温まってきたころ

ぼーっとして

なにも考えられなくなる。

お風呂から上がって

一度ソファにのったりとおさまる。

しばしの間、キャンドル焚いて。

ホットミルク入れたコップを両手でもって、

ふー、ふー。

はぁ、ここでもまたぼーっとしちゃう。

暖房前でぬくぬく寝てたのに、

すっと起きたかと思えば、

同じようにソファにのってきた。

隣にぴとっと体を寄せておさまるこの子。

触れてる太もものあたりだけ

他よりもじんわりあたたかい。

 

これは

ベッドに行く前、

何気ないけど

大切にしたいひととき。

春の香り。

 

春めいてきた

3月のある日。

窓を開けると風と一緒に

柔らかな香りがふわり。

ああ良いな。

 

キッチンのタイル、

レトロな洗面台、

優しい色の塗装、

おしゃれな照明器具、

・・・etc

改装済みの室内は

可愛らしく、おしゃれな仕上がり。

 

立地は山科。

駅でいうと東西線の「御陵駅」。

駅までは歩いて15分ぐらい。

京都の市街地とはちょっと違う、

のんびりとした雰囲気。

畑にはもう花が咲いている。

のどかだねぇ。

 

春はいいなぁ。

めいっぱい植物に囲まれたい。

 

子どものころ両親と祖父母の家に行くとき

何度も車で通った国道9号線沿いの「お花屋さん」。

立ち寄ってもらったことはなかったけれど

植物園みたいに見えたその場所は

幼い私の心をグッととらえた。

 

まさかその場所と

大人になってからもう一度出会うなんてね。

 

写真撮影に訪れたとき、

私は少しはしゃいでいた(大人げなく)。

記憶の通りそこはやっぱり、植物園みたいだった!

 

そう、この物件はなんと

一戸建て住宅に植物園みたいな

温室付きの店舗がくっついているんです。

 

お花屋さんの面影を残す1階の店舗部分は

気持ちがいいほど広くて、日当たり良好。

そして隣にその温室。

 

この広い空間、園芸店はもちろん、

カフェなどの飲食経営もできるそうなのですが、

何にせよ、ここにめいっぱい植物を置いて

上からもハンギングポットを吊るしたりして

緑いっぱいの空間にしたい。

工夫次第でかわいくできそう。

植物好きの妄想がふくらんでく。

 

住居部分のほうも魅力が満載で。

玄関(広い!)に吹き抜け階段。

踊り場にある四角い飾り棚もイイ。

小上がり和室のあるLDKは開放的で、

このおうち、窓がたくさんあって眺めも素敵。

 

天気の良い日は畳に寝転んで

遠くの山々をながめたい。

 

ホームエレベーターがあったり、

ウォークインクローゼットがあったり、

広いバルコニーにお洗濯がたくさん干せる。

ちゃんと生活を支えてくれる設備も充実してる。

 

店舗部分も住居部分も

どちらにもあふれんばかりの

魅力が詰まったこの物件。

すっかり大人になった私の心も

グッととらえてくれた。

西院の空に住むⅡ。

さて。

お湯をわかして、

ポットとカップとお気に入りの紅茶、

それから、

のんびりできる時にととっておいた一冊。

このささやかなティーセットを携えて、バルコニーへ。

青空、曇り空、朝焼け、夕暮れ、夜空。

この空の元、この場所は、

私のとっておきの特等席。

(建物については「西院の空に住む。」をご覧ください)

415号室は間取り反転

身も心も軽やかに。

 

銭湯ってなんでこんなに

気持ち良いんだろ。

羽が生えたように、

体が軽くなる。

 

さっぱりとした体で

颯爽と繰り出すのは、

新大宮商店街。

 

お惣菜を買って帰ろうかな。

魚屋さんや鶏肉屋さん、

お豆腐屋さん、

それぞれの手作りおかず。

お店に行っても良い。

中華?お蕎麦?今日は何の気分かな。

八百屋さんにも寄って、

それから、明日のパンも調達しなきゃ。

 

そんな商店街ライフ。

つっかけひっかけて、

ふらりふらり。

下町の庶民風で

なんだか楽しい。

 

銭湯や個人商店も多いし、

職人さんが住んでいたような

織屋建の町家や、

小さな借家も残っている。

 

この家も、そのひとつ。

最新のマンションみたいな

便利さはないけれど、

風が抜ける2階で大の字になったり、

玄関前の「井戸端」的な場所で、

お隣さんとたわいのない話をしたり。

そんな暮らしの楽しさがある。

 

最近は日が長いから、

早く帰れたら

明るいうちに銭湯へ。

なんて、楽しみもある。

いやはや、柴竹暮らし、豊かだね。

 

トンガリプロジェクト|吉田上阿達町新築計画 vol.2【予告広告】

 

吉田上阿達町の新築計画のご紹介、第2弾。

 

外壁は冷たすぎず、鈍すぎない、優しいニュアンスグレー。

きっとお庭の緑にも合います。

 

ところで、古民家や町家を見ていると、

天井とは壁の続きのフラットな面ではなく、

部屋の雰囲気を決める重要なパーツであることがわかります。

部屋の用途や格式を表す、表情のあるものです。

 

この物件の表情は、屋根勾配に沿った白木の優しさ。

そして整然と組まれた美しさ。

懐かしくてモダン。そんな表情を感じます。

 

 

随所にみられる異素材の組み合わせ。

艶、ざらつき、濃い、淡い……

すべてを味方につけたような家。

 

そして光でさえも。

 

白が反射した光を、木材が優しく受け止めるような。

木が作る影って心地がいいんですよね。

 

 

A棟

 

B棟

 

こだわりを詰めて、完成まであと少しとなりました。

おたのしみに。

 


仮称)吉田上阿達町新築計画
2025年1月下旬完成予定

京都バス バス停「川端一条」徒歩約4分
京阪本線「出町柳駅」徒歩11分

お問い合わせ先
フラットエージェンシー左京店
0120-36-0669/075-762-0669


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賃料は未定です。本広告を行い、募集を開始するまでは、契約または予約の申込み順位の確保は一切できません。予めご了承ください。
〈募集開始予定時期/2025年1月下旬〉