私をそだてる。

桂駅を降りて少し歩き、

路地を抜けた先にあるアパート。

 

一見すると

普通のアパートに見えるけど、

実は、様々な特典が詰まっている。

 

共有ルーム『liens(リアン)』。

ごろ寝できる小上がりの畳に、

好きな映像を大画面で楽しめるプロジェクター。

広めのキッチンには

そこに、管理栄養士の先生が考案した

働く女性のためのレシピを備付。

 

そんな共用ルームは、

安心して利用できる、予約制。

無料で使えちゃうんです。

 

そして、特典はこれだけじゃない。

なんだと思いますか?

割引券?商品券?

お金の代わりに使えるもの?

 

いえいえ、違います。

ある意味、おカネそのものより大切なこと。

「おカネの知識と知恵」です。

 

司法書士/ファイナンシャルプランナーの

オーナーさんが

おカネの基礎知識のミニセミナーを開催。

おカネの知恵は生活のため。

住みながら、学べる。

 

どうしてこんなに特典があるかというと、

オーナーさんの深い想いがあるから。

 

オーナーさんは長く一人暮らしをしていたそう。

散らかりがちな部屋でWEB会議の背景に困り、

小さなキッチンでは自炊もままならず、

正しいおカネの知識もなく……

 

そんな経験を元に「liens」を運営されている。

住む人が快適に過ごし、

成長できる場所を提供するために。

一人暮らしの女性が自信を持って自立し、

毎日を楽しめように。

 

この家で知識と経験を得て、

暮らしに安心を見出してほしい。

 

そんな想いから。

革新町家、アラワる。

 

奥深い歴史をもちながら、

少しまち歩きすれば、魅力的なリノベ町家に出会える。

今と昔がほどよく共存している地域。

 

ディープローカルなまち、紫竹。

 

そんなまちに、堂々とした存在感を放つ物件が現れた。

 

長屋といいつつも、

邸宅のような風格をまとった外観。

その中身はというと、

暮らすひとの好み、暮らし方、人生……

様々なライフスタイルを受け入れるように設計された物件だ。

 

——コンセプトは「フレキシビリティ」。

 

2階、天井の高いLDKがこの物件の自慢。

開放感のある勾配天井に、梁が交差する面白い内装。

柱がほどよく空間を区切っているとも言える。

 

窓の外には目玉のひとつ、プライベートバルコニーがある。

たとえばここに、PCと飲み物を持ち込んで、

カフェのテラス席で作業、風なことだってできる。

バルコニーの先には住民同士が行き来できる空中路地があって、

住人同士の気軽な交流も可。

 

1階には可動式収納で仕切られた部屋があり、

2部屋に分けても、大きな1部屋にしてもいい。

 

さらに、車2台分のガレージは、

空調が完備されているフリースペースである。

趣味の部屋、あるいは小さな仕事場に。

小商いができる物件なので、

ここをちょっとしたお店にしたっていい。

そのために、ガレージ内を仕切る造作も可能にしてある。

 

まさに、用意周到。

住む人に合わせて変化する家。

 

古くて、あたらしい。

確かな個性をもつ街で、

確かな存在感を放つ革新的町家。

 

凛々しい黒と清々しい白。

 

小高くなったこの地まで、

車で住宅街をのぼってゆく感じが

新しい土地に来たという

そわそわ感とわくわく感。

道中の園芸屋さん、

畑で農作業をしてるご夫婦、

裏にある竹林、

ご近所のこどもちゃんが遊んでる声、

自然豊かな地で

落ち着いた暮らしをしてる様子を

肌で感じる。

 

周りのお家とは

様子が違った

凛々しい黒のファサード。

正面にはガレージがあって、

中央から建物内部へと。

トンネルのように

囲まれた空間から

奥の鉄骨階段へ。

 

同じ色で統一された柵や木格子が

また色鮮やかで映える、映える。

この木格子の引き戸による

確立されたプライベートエリアの演出。

 

さて、

引き戸を開けて、

いざお部屋へ。

 

凛々しい黒を

引き継ぐかと思いきや

打って変わった、

清々しい白。

スッと視界が切り替わる。

 

家族や新婚さん、

もちろんお一人でも

使いやすい2DK。

3口もある広々としたキッチン。

一か所にまとまった水回り。

寝室や仕事部屋、

いろんな用途で使い分けができる。

 

晴れたお休みの日なんかには、

すべての部屋の窓を開けて

空気をリセット。

風が部屋中をぐるりと駆け巡って

空気も、気持ちも、

クリアにしてくれる。

 

まわりの自然を取り込んで、

落ち着いて暮らそう。

 

 

やうやう白く。

東の山の向こうから

今日もまた、

新しい一日がやってくる。

 

京都の玄関口「京都駅」の目の前で、

やぐらの見張り番のように

その訪れを見届けてるのは

この部屋に住む、私。

 

どんよりとした曇りの日、

くらくらするような晴天の日、

爽やかな風が吹く日、

小鳥たちがご機嫌な日。

同じようで違う今日が

毎日毎日やってきて、

この部屋を抜け、京都の街へ。

 

寝室にしているロフトで、

(ロフトといっても、

大きな窓もエアコンもあるから

普通の部屋なのだけど)

迎える朝は、

他のどこよりも特別な気がする。

 

さて、そろそろ降りようか。

眼下に広がる京の街は、

もうとっくに朝の顔。

 

 

トンガリプロジェクト|吉田上阿達町新築計画 vol.1【予告広告】

西は鴨川沿いの川端通、東は京都大学を突っ切って吉田神社へ――

そんな東一条通沿いに建築中の連棟住宅を見学してきました。

大文字山を望む、贅沢なロケーション。

しっとりしたひのきの扉と、洗い出し仕上げの玄関土間の組み合わせに惚れました。

ほどよく自然光が入ります。

出かけるときも、帰ってきたときも、明るいほうがいいですもんね。

そして2階は、なんといっても登り梁の天井が目を引きます。

整然と組まれた白木が美しい。

自然光の取り入れ方もこの物件の魅力だと思います。

お庭の完成がたのしみ。

冷房効率を高めるための階段引き戸アリ。

住みやすさを追求した工夫が随所に散りばめられています。

キッチンと小上がりの和室。

リビングのホコリが入りにくかったり、

床っぽさがなくて抵抗なくごろ寝できたり、

小上がり和室のメリットは結構色々とあるんですよ。

当物件は2戸あります。

それぞれ間取りが少し違ってたのしい。

どっちが好き?という話が現地で盛り上がりました。

 

さらに、ここに素敵なお庭が加わるとのこと。

造園家が手掛ける緑のトンネルができあがる予定です。

おたのしみに。

 


仮称)吉田上阿達町新築計画
2025年1月下旬完成予定

京都バス バス停「川端一条」徒歩約4分
京阪本線「出町柳駅」徒歩11分

お問い合わせ先
フラットエージェンシー左京店
0120-36-0669/075-762-0669


[予告広告]
賃料は未定です。本広告を行い、募集を開始するまでは、契約または予約の申込み順位の確保は一切できません。予めご了承ください。
〈募集開始予定時期/2025年1月下旬〉

雨降って地固まる。

 

今は雨が降っているようです。

分厚い雲が流れてゆく。

 

京都市左京区。

北白川東伊織町。

住宅地の中、路地奥にある。

もとは学生アパート。

そこからの転身。

アトリエ付きのシェアハウスへ、

令和2年春に、

晴れてリニューアルオープンした。

 

芸術系大学の学生さんであれば、

授業の課題や自主制作、

コンペ応募に、ポートフォリオ制作など。

大学を卒業して、アトリエを探されている方も是非。

ここなら、

つくることが日常となる。

ここでは、

衣、食、住、創。

 

共用スペースにアトリエと防音室。

アトリエはシンクもあるので、

画材はここで洗える。

防音室でなら音が出る作業も大丈夫。

(もちろん時間制限はありますが…)

柱が空間の仕切りとなって、

解放感があるのに、閉鎖的。

空間のギミックにはまり、

ここにいる間、自分は作品と向き合える。

作品との対話。

話ができなくなったら、

いったん手をとめたらいいさ。

ラウンジで一息しよ。

 

新しくなりつつも、

ところどころに昔の味が残ってる。

通路一番奥の窓であったり、

階段の踊り場であったり、

柱の傷跡、ピンあと、凹み。

見つけて思わず一撫で。

積み重ねてきた年月が、

今ここに。

水回りは男女別で分かれていて、

キッチンスペースも1Fと2Fそれぞれに。

2Fには広いラウンジもあって、

ここでもシェアメイトとの交流を深めて。

あの技法はどうやるの。

あの色は何色を混ぜてるの。

こんなのをつくりたいんだけど、

画材はなにがいいかな。

これを一緒にやってみない?

これからも一緒にやってみない?

創り手たちの交わりは、面白い。

可能性は無限大。

 

でも、

誰だって時にはくすぶってしまうことも。

私も今はそれかもしれない。

だって、手が動かない。

部屋を1階にしたのには理由があって、

それは、

実は1階の方が窓が大きいから。

腰掛けるのににちょうどいい高さにあって、

行き詰って、

何にも出来なくなったとき、

腰かけて壁にもたれて。

ただただぼーっと雲の流れを見てる。

 

あ、雨やんできた。

雲が多いなぁ。

流れがめちゃめちゃ早いなぁ。

雲のカタチの変化って面白いなぁ。

薄い雲間からみえる表現ってどうやろ。

あの部分の青色がいいな。

あとで黄色を少し足してみよ。

隣のあの子は、

まだ頑張ってるんかなぁ。

背中を仰け反り、危うく落ちそうになる。

 

ぼーっとしているようで、

そうでない。

絶対なにかに通じてる。

と自分に言い聞かせておこう。

 

水溜まりに映る空。

いつの間にやら

晴れていた。

 

 

…アトリエ、行こ。

平面図

 

愛らしく、愛らしく。

 

京都市北区・平野。

すぐ近くには、

春の桜が有名な平野神社。

西大路通りを挟んで、

はす向かいにある

このマンション。

 

玄関を開けると、

落ち着ちつきのある

やさしいグレーが

空間を包む。

各部屋の金色のドアノブが、

キラキラ輝く。

廊下をすすんで、

LDKのドアを開けると

まず目に飛び込んでくる、

ヘリンボーン調のフロアタイル。

ドアのターコイズブルー、

柱や梁のグレー、

ただの白かと思いきや

よくよく見たらレンガ調のクロス。

さりげなく可愛い。

ひとつひとつのこだわりも

ぬかりなく可愛い。

思わずキュンとくる。

可愛げがとまらない。

 

ペットショップのウィンドウで

ちいさなのワンコを

見つけたときみたいな。

胸がぎゅーっとした、

この愛らしさ。

 

間取りは1LDK。

元々の2DKを改装しただけあって、

13.5帖のLDKは

使い分けができそうな空間。

窓が二面ある方は、

風通しもよさそう。

ベランダが2つあるってのも、

なんだかうれしい。

お洗濯ものを干す用と

西大路通りの車を眺め黄昏る用。

レトロな水回りも

ここだと可愛くみえるの。

 

可愛く丁寧に改装され、

住み手の気持ちを高ぶらせる。

 

可愛げって、

やっぱり大事だね。

でっぱり秘密基地。

 

小学生の頃、学校の裏山で秘密基地作りに夢中だった。

その頃の秘密基地は、

こっそり隠れて自分たちだけの世界に浸る場所だった。

けれど、大人になった今、求めるのは

「少しだけ特別」で「少しだけ距離を置ける」

そんな場所。

 

この物件は、でっぱっている。

撮影のために訪れたとき、

通りに入ってすぐに「ああ、アレかな」と分かった。

 

下はまるっとシャッター付きガレージ。

所謂、ガレージハウスだ。

車はもちろん、バイクや自転車のガレージにしてもいい。

そこは自由です。

 

その上の2階・3階が少し突き出している。

これこそが、タイトルの「でっぱり」。

 

階段を上って玄関へ。

レンガと白い壁、

水色に塗装された玄関ドアが

控えめに可愛らしい。

 

リビングに入り、でっぱりから外を眺めると、

高さとでっぱり具合が

ツリーハウスみたいでワクワクする。

一面が大きく窓だけど、

北向きなので光の入り方は優しい。

京都の暑い夏にはちょうどいいかもしれない。

南向きのベランダもあるので、洗濯物はご心配なく。

 

3階の居室は、椅子や床に座ると

上賀茂方面の山の稜線と空の青が美しい。

でっぱっているのに、

少し高くて周囲と目線が合いにくい。

勾配天井が屋根裏部屋みたいで

これがまた、ワクワクする。

 

大人の秘密基地なんて言い方を

よく目にするけど、

むしろ大人の方が、

秘密基地という言葉が好きかもしれない。

空と繋がるような。

正直に言うと、私の家は

ちょっと熱がこもりやすい。

窓を開けて、

風が通り抜けるような場所で過ごしたい。

 

この部屋は、そんな願いをかなえてくれるかな。

 

玄関に鍵付きの網戸がある。

これ、すごくいい。

田舎の実家なら

気にせず玄関を開けっぱなしにするけど、

ここではそうはいかないもんね。

この網戸なら、安心だ。

 

玄関から風を通して、

そして15.9帖のLDKへ。

窓が2面にあるので、明るくて風通しもいい。

 

それにしても、この開放感、

窓だけじゃ生み出せない。

 

そう、だだっ広いルーフバルコニー。

北向きだから暑すぎない。

おうちピクニック、ベランピング、

どんとこい。

それだけの余裕があります。

 

ちなみに、ルーフバルコニーからは

五山送り火や衣笠山、

その手前を走る嵯峨野線が見えます。

 

ちなみに、ルーフバルコニーも入れると

ベランダが3つあります。

 

なんて贅沢なんだ。