異世界の芸術家。

 

この物件の撮影に赴いたのは雨の日だった。

左京区は岩倉、叡山線の北側。

自然豊かで落ち着いた町並みを往くと、

不思議な佇まいの建物がふいと現れる。

異国風の置物と目が合…………わなかった。

彼女は少し高い場所から道路を眺めている。

 

イタリア語やスペイン語などのロマンス諸語にて

「Casa」は「家」、「Arte」は「芸術」という意味らしいから、

「Casa del Arte」とは「芸術の家」といったところだろうか。

 

部屋は半地下のようになっており、

入り口にはアンティークな風貌の南京錠かかっている。

楽しい。

究極のアナログ回帰。

 

入室してみて、とても驚いた。

ユニークもユニーク。

キッチンの真後ろにトイレとバスタブがある。

 

某 舞浜のテーマパークって

アトラクション待機列の場所でも

しっかり世界観を味わうことができると思う。

もはや待機列もアトラクションの一部と言えるほど、

しっかりと「別世界」を演出している。

 

――ソレを思い出した。

世界観がしっかりしている。

日常生活の隅の隅までアートにしてやろう、

という気合いさえ感じさせる部屋。

 

ガラス戸の向こうでは小雨が庭木を濡らす。

湿り気が香る中、

私は、異世界にトリップした気分になっていた。

 

 

コーヒーを相棒に。

 

新旧様々なお店がならぶ

「堀川商店街」を北に抜けると

2021年にオープンした複合施設

「堀川新文化ビルヂング」が見えてきます。

 

1階はオシャレな雰囲気のカフェと本屋さん。

その2階にレンタルオフィスがあります。

現在、そのうちの一人用ブースが入居者募集中。

オフィス入居者はなんと、

1階カフェのコーヒーが無料だそうです。

本屋さんとカフェが同じビルにあって、

しかもコーヒー無料って

めっちゃ良いですね!

 

オフィスで煮詰まったら、

カフェで気分転換できるし、

気になる本はすぐにチェックできる。

ふと見つけた本が

何かのきっかけになるかも。

併設のギャラリーも良い刺激になりそう。

外に出れば、堀川の小川もすぐそこ。

うーん、良いなぁ。

 

法人登記可能ですし、

共用の会議ブースもあります。

ギャラリーを借りることもできます。

ものづくりの精神が根付く

この西陣の地で、

スタートを切りませんか!

 

堀川新文化ビルジングHPより

堀川新文化ビルヂングHPより