筆者、先日行かせていただいた初めての
コンクリート打設がエキサイティングで
打設の日は全部見に行く!と意気込んでいたのだが、
別件でバタバタしているうちに月日が流れてしまった。
実はその「別件」とは、トンガリエステートの全面リニューアル!
現在、鋭意準備中なのである。(←ついでに宣伝。乞うご期待。)
新しくするサイトのデザインチェックなどしながら、
「あの新築、どうなってるかな~。工事けっこう進んでるかな…。」
なんて、思いをはせていた時に、関係者より
「“現場打合せ”があるので、良かったら一緒に行きますか。」
と声をかけていただいた。
“現場打合せ”とは?!
設計者・施工会社・施主(オーナー)が集まって、
仕様や仕上げなどをアツく語り合う場だとか。
なにそれ面白そう!
またしても好奇心だけを抱いて、
参加させていただいた。ドキドキ!
当日は現場近くのマンションの一室にて。
お集りの皆さんは、錚々たるお顔ぶれ!
建築家に建設会社の方々、そしてオーナーさんご夫妻。
(みなさま顔出しOKしてくださったけど、念のためお顔はぼかさせていただいた。)

お揃いの皆さん。
設計図を囲んで、打合せが進んでいく。
床や壁、階段、ドア、照明、コンセント…
こういう仕様にしてはどうか。
ここはこうしたほうがいいのでは。
なぜこの方法がベストなのか。
建築家の先生が、めちゃくちゃ細かい部分まで説明なさる。
(こんなにたくさん決めることあるの!?ビックリ!)
素人には難しい話ばかりだったけど、
「人が暮らしやすいように、最大限の工夫がなされる」
その熱量だけはビッシビシ感じた。
人の“住みか”を作るのって大変なことなんだな…!
そしてこのマンション、
ものすごいこだわりを持ってつくられてるんだな!
建築家の先生にそう伝えると
「それが仕事やがな!」
破顔一笑された。
なんなん、仕事人!かっこよ!!!
巨大な重機が行ったり来たりして、
大量の鉄筋やコンクリートでできているけど、
人がつくり、人が住む。
今更だけど、そういう役割を持った建物なのだ。
一通り打合せが終わると
「じゃあ、現場行きますか!」
全員で現場へ向かうことに。
ええー!現場行くの!(歓喜)
“マイ・ヘルメット”持ってくればよかった。
現場へ行けると思っていなかったので、
久しぶりの再訪が嬉しい。
ここでも、建築家がオーナーに
ひとつひとつ細かい部分を説明なさる。
テンポよく次々と移動するみなさんを横目に、
筆者はといえば、工事現場のめずらしいものに
いちいち反応してレンズを向けており、
一行にすっかり後れを取っていた。
無造作に置かれた道具が、いちいち絵になる…!
あっ“ドーナツ”!こないだの型枠配筋の時には見なかった色だ。新色だ!
かわいい。
そして、このマンションのこだわりの一つである断熱材。
普通の倍ほどの厚さがあるそうな。
さっきの打ち合わせでも話題に上っていたけど、熱効率がスゴイらしい。
(エアコンがめっちゃ効くってことだなと、素人なりの理解…。)
それにしても、この日の工事現場の素敵なこと。
打設の日のにぎやかさとは対照的な、自然光に照らされた無骨な陰影。
打ちっぱなしのコンクリートと足場のコントラスト。
工事現場のおりなす動と静に、胸がいっぱいになってしまう。
ああ、この時点の現場に来られて良かったなあ…。
……。
などと浸っている間にも、
どんどん高層階へ向かってゆく一行。
なんとか皆さんについて行かねば。
前回とはくらべものにならないほど
高いところまで組まれた足場に
おっかなびっくり上ってゆく。
ひょーーーー下!下が見える!!!
風が抜けてゆく!!!こわい!!!
震えながら一番上の足場階段をのぼると、
急に視界が開けた。
うわーーすっごい眺め!
あいにくの曇天だったけど、
これ晴れていたらもっとすごそう。
こうして見ると、京都ってほんと、
山に囲まれているんだな~。
—
こうして“現場打合せ”は終了した。
これほどまでに綿密な打ち合わせのもとで
新しいマンションが造られていくのか!
ダイナミックさと繊細さを併せ持つ現場の熱量に、
改めて感動した日であった。
さて、大いなる熱量で建設が進む
“この新築マンション”、
ついにお名前が決まったそうな!!!
その名も
ベリシモけいこういん、と読みます。
“Bellissimo”ってイタリア語で「最上級に美しい」って意味だとか。
あらー素敵なお名前だ!
基礎工事から見てた建物に
いよいよお名前が…!感慨深いなー。
完成予想図の載ったパネルも現場に掲載された!
完成予定の2026年3月に先んじて、
入居者募集も始まった!
詳細はぜひフラットエージェンシーのサイトで。
今後の進捗がいよいよ楽しみー!
前の記事はこちら↓
最初の記事はこちら↓