4LDKだった部屋を、
大胆にリノベーション。
広がるのは、38帖の大きなリビング。
掃き出し窓の向こうには
京都の象徴ともいえる鴨川が、ゆったりと流れている。
木のぬくもりに包まれて、
鴨川の景色と共に暮らす部屋。
川の歴史は、都市の歴史。
鴨川は平安京が造られたときから、
いや、その前からここにいた。
京都盆地に横たわり、
時代と共に少しずつ姿を変え、今に至る。
その歴史は長く、深い。
そんな鴨川の、今日の景色。
きらめく水面
花の回廊歩く人々
川端通を行き交う車。
にぎやかな都市の喧騒も、ここでは静けさに変わり、
流れる時間が、日常からほんの一瞬、
私たちを解き放つ。
時も、川も、ただ流れるだけ。
風が川の流れを伝い、
無垢材のフローリングを優しく撫でる。
季節ごとの空気が部屋を包み込み、
まるで京都そのものが
暮らしの一部になるかのよう。
京都の文化と日常が息づくエリアにありながら、
鴨川の自然と静けさに包まれる贅沢を。