丁度目の前で
道が二股に分かれている。
片方は紅葉の名所、曼殊院へと続く。
もう片方を行くと、修学院離宮への道に繋がる。
落着きのある町、山麓の一乗寺。
家主さんと同じ門を通り、
手入れの行き届いた庭を横切って、
家主さんの畑を通り抜けると、
敷地の奥に平屋がある。
それがこのINARISOUです。
一方で裏口もあり、
入居者さんはそこから出入りすることも多いとのこと。
裏口から入ると、
まるで秘密の小径を歩いているような、
ひっそりとした隠れ家へ行くような気持ちになる。
昔ながらの下宿スタイルにも見えるけど、
部屋の中にキッチン、風呂、トイレの揃った
いたって普通の1K。
家具家電付きだから、
初めての一人暮らしにもってこい。
なによりこの物件では、
優しい家主さんが温かく迎えてくれる。
そばに知っている人がいるだけで
一人暮らしの心細さがぐっと和らぐものだ。
だから安心して、
四季折々の表情を堪能してほしい。
