「誰かきた」「誰かきた」
玄関先の植物たちが、
ざわざわざわ。
突然ごめんなさいね、
ちょっとお邪魔します。
鍵を開け、戸をくぐると、
立派な玄関がお出迎え。
神様は玄関から入ってくる
と言いますが
踏み入った先の空気が良いと、
ほっとしますね。
神様もこういう気持ちなのかな。
いやはや、玄関は大事。
そしてその先には
どどーんと和室、畳・畳・畳。
光の帯が広がっています。
日の移り変わりも、一目瞭然。
それが、建具を入れれば、
閉じた小さな空間に早変わり。
使い方色々、何役もこなす優秀なお部屋。
さてさて、
和室の懐の深さにしみじみとしつつ、
さらに中へ。
ダイニング、キッチン、バスルーム…
英語で呼びたくなるような、
おしゃれな雰囲気と清潔感。
ペンキ塗りの食器棚、白いタイル、木枠の扉。
う~ん、可愛いなぁ ♪
そして、2階がまた素敵なんです。
白い壁と柱梁のコントラストは
民芸的でもあり、
ヨーロッパの民家のようでもあり。
アーチの扉は、童話の世界のよう。
和室はぽっかりと浮かぶ小島みたい。
簾がなびく窓際は風情たっぷり。
いやはや、盛りだくさんですね。
2つある個室は、こだわりの窓にご注目。
窓辺にお気に入りの椅子を置きたいな。
窓の向こうは住宅街。
程よく心地よい、街の音。
学校帰りの子どもたち、ご近所さんの立ち話。
賀茂川も近くて、環境がとても良いですよ。
それでいて、烏丸線沿線という便利さも併せ持つ。
京都暮らしを満喫できること、間違いなし。
これから春へ向かう季節。
いまは閉じているこの家にも
どなたかの新生活とともに、
春のうららかな光と
さわやかな風が通り抜けますように!
