京都、左京区吉田。
京都大学があり、学生のまちとして知られている。
鴨川と吉田神社の森に挟まれたエリア。
ここに住んだら、鴨川までの散歩が日課になるかも。
そんな場所に、新しいテラスハウスが二戸建ちました。
外壁は、生壁色とも鈍色ともいえる絶妙な色合い。
完全なモノトーンではなく、柔らかさを感じる。
モダンな造形なのにどこか和の落ち着きがあるのは、
この色の力かもしれない。
雑木のアプローチがよく似合う。
木陰をくぐり、玄関へ。
しっくりと馴染む特注の玄関扉と、
洗い出し仕上げの玄関土間の組み合わせがとにかく素敵。
階段を上ると、視線が自然と天井へ向かう。
登り梁が整然と並び、木の温もりを感じる空間。
その端には、小さな和室が設けられている。
一室まるごと和室だと持て余してしまうこともあるけれど、
このくらいの小上がりの和室なら、ちょうどいい。
この家には、オーナーさんのこだわりが散りばめられている。
庭、玄関、天井——ひとつひとつに選ばれた理由があり、
シンプルだけれど奥深い。
暮らしが重なるほどに味わいが増していく、そんな家。
トンガリプロジェクトでの紹介記事はこちら▼
トンガリプロジェクト|吉田上阿達町新築計画 vol.1【予告広告】
トンガリプロジェクト|吉田上阿達町新築計画 vol.2【予告広告】