街中にこそあるはずの。

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「街中にこそあるはずの隠れ家への夢」

これは、“住まい”とりわけ、都市住宅、集合住宅

に関する著書(及び編集)で知られる、

植田実さんの言葉です。

 

この言葉に出会ったとき、「ああこれだな」と。

“趣味は町を散策することです”

こんなふうに言ってみても、

自分の本当の気持ちの20%ぐらいしか表現できなかった。

そんな、ずっと言葉にできなかった気持ちが

植田さんのこの言葉で

100%完全かつ簡潔に、言い当てられました。

“街中にこそあるはずの隠れ家”

皆さんにとって、それはどんな家でしょうか?

 

私の脳裏をよぎるのは

昔、NHKBSの番組「世界ふれあい街歩き」で見た

パリのパサージュの屋根の上に住むおじいさんの家。

 

当時の放送内容がネット上に残っていたので

少し引用してみました。

 

“年季の入った階段を上り、最上階の赤い扉を開けると、

パサージュの屋根に沿ってテラス付きの家々が並んでいました。

「ここは小さな村のような場所」と言うおじさん。

ご近所とも気さくなお付き合いがあり、

テラスで食事をすることもあるのだとか” *

 

大都会パリ、

人々が行き交うパサージュ上空に

こんな空間がひろがっているなんて。

未だに、どうしようもなく胸が高鳴ります。

どこかの街角でみたアパート、

電車の車窓からみえたマンション、

小説や映画に出てきた部屋。

いろんな“街中にこそあるはずの隠れ家”の残像を胸に、

隠れ家探しを密かな任務として、

不動産屋に就職して1年ちょっと。

ついに一軒、

みつけてしまいました。

京都大学のすぐ北側、左京区田中樋ノ口町。

昔から学生さんたちが下宿し、青春時代を過ごしてきた町。

そんな学生街の営みを見守ってきたのが

この可愛らしいおうち 、と、家主さんご家族。

家主さんの口からは、アカデミックな話題が続々と。

学芸文化の根付いた土地の、芳醇な香り。

かつて、「学生」だったたくさんの人たちが、

この町を、この家を、通過していった。

かけがえのない濃厚な思い出とともに。

卒業後、何十年もの付き合いが続いている人もいるそうです。

印象的な外観の意匠は、1階が食堂だったころの名残だそう。

この外観を留めていてくれたからこそ、

私は「横井アパート」を見つけ出すことができました。

このとびら(外観/小道/路地)の向こうに、

どんな空間がひろがっているのだろう?

そんな好奇心が、隠れ家探しの原動力。

今回だって、

まさかこんな、

日差しがサンサンと降り注ぐ中庭に抜け出るだなんて、

何十年も前、日本の大工さんが試行錯誤して塗り上げた

ドイツ仕込みの漆喰壁に出会えるだなんて、

だれが想像できたでしょうか?

 

これだからもう、やめられない。

引き続き、任務継続、

“街中にこそあるはずの隠れ家への夢”、追い続けます!

 

*出典[世界ふれあい街歩き](2019.10.10現在)

C号室

A号室

物件名
横井アパート
タイプ
A号室(※写真はC号室)
面 積
11.5㎡
家 賃
22,000円
共益費
3,000円
礼 金
敷 金
保証金
更新料
無し/2年
駐車場
無し
所在地
京都市左京区田中樋ノ口町
交 通
叡山電鉄叡山本線 元田中駅 徒歩4分
構 造
木造 2階建て
完 成
昭和48年10月(改装)
入居時期
相談
取引態様
仲介(※成約の際、仲介手数料として成約賃料の半月分+税が必要になります。)
備 考
水道代・ガス代共益費込み 火災保険料:1.3万円+税 

エアコン1基 共同バス・シャワー(1回100円) 共同トイレ 共同キッチン 共同ランドリー ベッド・棚付 

※女性専用
※契約期間相談可

※掲載写真はC号室(A号室:北東角部屋2面窓で風が抜ける明るいお部屋です。)
情報更新日
2019年11月22日

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075(411)0669まで