トンガリプロジェクトVol.9 ゆくり①

今回の舞台は、右京区花園。

昭和50年築の古アパートを、

シェアハウスへリノベーションする、

というプロジェクト。

 

これまでは、「母屋」と「離れ」で、

B&Bを運営していたこの物件。

手入れの行き届いた、立派なお庭を眺められる、

落ち着いた雰囲気の和室。

その部屋に置かれた宿泊者ノートには、

これまで宿泊された方々の、

感謝の想いが丁寧に綴られていました。

日本語、英語、フランス語にアラビア語。

世界中から旅行者が訪れていたそうです。

それもそのはず、「母屋」は登録有形文化財。

大正時代に建築された、伝統的な日本家屋で、

素敵な時間を過ごされたことでしょう。

 

改修している「離れ」は、

今回デザインを一新し、

時代の求める新たなシェアハウスとして、

新たな運営のもとで出発します。

 

1階は、入居者が集まるリビング・ダイニングスペース。

天井は構造材である、鉄骨の梁をあえて魅せることで、

空間のアクセントに。

細部に関しては、これから打ち合わせを重ねて、

決定していきます。

ので、お楽しみに。

 

最後に。

物件名は、

古語で「人の縁」を意味する、

ゆくり(縁)。

人と人が出会い、

縁を結んで欲しい。

そんな願いが込められています。

 

 

 

写真は解体工事を開始した8月8日現在のものとなっております。